サイバー犯罪捜査官とは
警察本部のサイバー犯罪対策課等において、警察官としてサイバー犯罪の捜査を始めとするサイバー事案への対処やサイバーセキュリティ対策の業務に従事します。 採用時の階級は、幹部警察官である巡査部長(※)となります。 ■具体的には ▶不正アクセスやネットワーク利用犯罪の捜査 ▶押収した通信機器やデータの解析 ▶サイバー事案による被害の未然防止・拡大防止等 など ■採用後の流れ 北海道警察学校に入校(6か月) -法学や警察実務などの警察官としての基礎を学びます ▼ 警察署での職場研修(6か月) -捜査実習など捜査員としての基礎を学びます。 ▼ サイバー犯罪対策課、サイバーセキュリティ対策本部などサイバー部門に配属 -サイバー犯罪捜査やデジタルフォレンジック業務に従事します。
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受験案内
■試験案内等>>>令和6年度北海道警察官(サイバー犯罪捜査官)採用選考試験案内(PDF ファイル354KB)
■受験資格
受験資格・経歴等 |
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年齢 | 25歳以上35歳以下の者 |
■試験概要
受付期間 | 令和6年2月1日(木)から4月26日(金)まで 郵送の場合、当日消印有効 |
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採用予定人員 | 3名程度 | |
身分 | 警察官(巡査部長) | |
第1次選考 | 令和6年5月26日(日) 試験会場:北海道警察本部 | |
第2次選考 | 令和6年7月中旬~下旬 試験会場:北海道警察本部 | |
最終合格発表 | 令和6年8月中旬 | |
採用予定日 | 令和6年10月1日以降 |
(注)「その他前記の事項に準ずる資格・職歴」の詳細は、北海道警察本部採用センターまでお問い合わせください。
(注)上記の経験年数及び年齢は、令和7年4月1日を基準とします。
申込方法
申込書の請求 | 所定の申込書がありますので、下記問合せ先(申込先)に請求するか又は以下からダウンロードしてください。 >>>申込書(PDF 95KB) >>>記載例(PDF 169KB) 郵便により申込書を請求する場合は、郵便切手140円分を貼った返信用封筒(角形2号:A4判が入る大きさ)に送り先を記入して同封し、外側の封筒の表に「サイバー犯罪捜査官採用選考申込書請求」と朱書きして「北海道警察本部採用センター」宛てにお送りください。 |
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申込方法 | 申込は、申込書に所定事項を記入の上、情報処理技術者試験等の資格を証する書面等の写しを添付し、下記申込先に直接持参又は郵送してください。 なお、郵送する場合は、封筒の表に「サイバー犯罪捜査官採用選考申込」と朱書きし、必ず「簡易書留」で送付してください。 |
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問合せ先 (申込先) |
〒060-8520 札幌市中央区北2条西7丁目 北海道警察本部採用センター フリーダイヤル 0120-860-314 代表電話 011-251-0110(内線2655) ※ 問合せ時間 平日の午前8時45分から午後5時30分まで サイバー犯罪捜査官の業務に関すること、警察学校での研修、給与や福利厚生等、みなさんからの相談に、個別に応じます。 ・ 北海道警察ホームページ「申込みフォーム」からの申込み >>>お申込みフォームはこちら |
給与
モデルケース1 | 高卒、25 歳、民間企業経験 7 年 給料 245,300 円 |
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モデルケース2 | 大卒、35 歳、民間企業経験 13 年 給料 309,500 円 |
※北海道警察本部規定により決定
勤務状況に応じて諸手当(期末手当、勤勉手当、通勤手当、住居手当、扶養手当、寒冷地手当など)が支給されます。
福利厚生
■休暇
年次有給休暇20 日(令和4年度平均取得日数16.9 日)、夏季休暇5日
このほか、結婚休暇や育児休暇、忌引休暇などの特別休暇や病気休暇など各種休暇制度も整備されています。
■ライフサポート
年次有給休暇20 日(令和4年度平均取得日数16.9 日)、夏季休暇5日
このほか、結婚休暇や育児休暇、忌引休暇などの特別休暇や病気休暇など各種休暇制度も整備されています。
■ライフサポート
▶住宅(公宅・独身寮)
結婚した時や子供が生まれた時などライフステージにおいて給付金が支給されます。
▶保養・レジャー施設
各地域に職員住宅が整備されています。
賃貸住宅居住者に対しては、月額最高28,000 円の手当が支給されます。(令和6年1月1日現在)
▶給付金賃貸住宅居住者に対しては、月額最高28,000 円の手当が支給されます。(令和6年1月1日現在)
結婚した時や子供が生まれた時などライフステージにおいて給付金が支給されます。
▶保養・レジャー施設
全国の警察共済組合保養施設、リゾート(宿泊)施設、スポーツ施設などと連携しており、低料金で利用することができます。
研修制度とキャリア
幹部研修、専門研修 | ・各種幹部養成研修 ・サイバー犯罪捜査のエキスパートを養成する研修 |
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民間企業等における 実務研修 |
IT、セキュリティ企業における数か月~2年間の実務研修 | |
企業・団体主催の講習 | 民間企業等が主催する情報セキュリティ、デジタルフォレンジックなどの講習 |
先輩職員の声
令和4年10 月採用
警察本部勤務 巡査部長
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Q&A
Q | サイバー犯罪捜査官の業務内容について教えてください。 |
A |
・不正アクセスやネットワーク利用犯罪の捜査 ・サイバー関連知識を活かした他部門への支援 ・証拠品であるPC やスマートフォンの解析作業 ・職員へのサイバー教養 ・業務効率化のためのツールの開発 ・張込みなど一般的な犯罪捜査や書類作成 など、業務内容は多岐にわたります。 |
Q | サイバー犯罪捜査官の採用試験ではどのような問題が出題されますか? |
A |
一次試験では、試験案内に記載されている種目の専門的知識・能力等に関する試験(択一式及び記述式)、論文試験が実施されます。 情報処理安全確保支援士やネットワークスペシャリストの勉強をするのが良いと思います。 |
Q | 学歴は合否に影響しますか? |
A |
学歴による有利不利はありません。 |
Q | 業務ではどのような知識が必要になりますか? |
A |
セキュリティ、ネットワーク、データベース等の専門的な知識はもとより、法律に関する知識など幅広い知識が必要となります。 警察部内の教養や民間企業の講習など、研修制度が充実しており、高度な知識技能を採用後に身に付けることも可能です。 |
Q | 採用後の流れについて教えてください。 |
A |
採用後は警察官としての基礎を学ぶため、6か月間、他の警察官と一緒に警察学校に入校します。 警察学校卒業後、刑事手続き等の捜査実務能力を身に付けるため、6か月間、札幌市内の警察署で職場研修を受けます。 職場研修の修了後、サイバー犯罪捜査官として警察本部サイバー犯罪対策課などで勤務します。 |
Q | 警察学校には自宅から通えますか? |
A |
警察学校は全寮制のため、原則入寮して生活することになります。 |
Q | 警察学校の生活は厳しいですか? |
A |
集団生活ならではの規律があり、柔道や剣道、拳銃など他の警察官と同じ訓練を受けますので、厳しい部分もありますが、学校生活を通じて警察官としての自覚や責任感が培われ、民間では得られない経験ができます。 |
Q | 柔道や剣道の経験がありませんが大丈夫でしょうか? |
A |
警察学校入校者の約8割が未経験者です。 「運動部ではなかった」、「運動は少し苦手」という人でも基礎から学び、少しずつ体力をつけていくことができます。 |
Q | 勤務時間について教えてください。 |
A |
勤務時間は原則として、平日8:45~17:30 です。 |
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