女性警察官インタビュー わたしたちの力が、求められる現場があります。

キャリア紹介

警察本部刑事部捜査支援分析課 課長補佐(捜査支援)

警察本部刑事部捜査支援分析課
課長補佐(捜査支援)

防犯カメラ映像をはじめとした各種犯罪情報の集約・分析、犯罪統計、犯罪手口、犯罪者プロファイリングなどを担当する捜査支援分析課において、企画業務を担当しています。

プロフィール

プロフィール

※結婚後、妻の実家の所在地近郊で合計6年間勤務し、その他出向以外は札幌市で勤務しています。

Q:警察官を目指した理由は?

警察官だった実父の影響で、幼稚園の卒園文集では将来の夢を警察官と書いていました。小学生から剣道を習ったり、中学生の頃に兄が警察官を拝命したことで、将来の職業として現実的に考えるようになり、高校生の頃には、「犯人を逮捕する刑事になりたい」と憧れを抱くようになりました。

Q:出向中はどんな仕事をしていたの?

愛知県警と警察庁へ出向していますが、警察庁では、主に都道府県警察の捜査支援分析に関する取組や情報分析事例の集約、情報分析支援システムの運用等を担当しました。都道府県警察の取組について、各担当者と直接会話して把握する機会があり、捜査支援分析業務の展望について議論を交わすなど、大変興味深い経験をさせていただきました。捜査支援分析業務では、警察庁採用の職員から捜査現場の実情について意見を求められることが多く、私のこれまでの捜査経験が今後の警察運営につながっていると実感することができました。また、警察庁には都道府県警察からの出向者が多く勤務していることから、担当業務以外についても意見交換し、刺激を受けることも多くありました。出向中に知り合った警察庁や都府県警察の職員とは、今でも連絡を取り合っていて、業務の参考になる話が聞けています。

Q:これからのキャリアについての考えは?

警察庁や他県警への出向は、警察官拝命時には想像できなかったことですが、それにより貴重な経験をさせていただき、仕事の幅も広がりました。今後は、このような経験を少しでも多く道警察に還元し、第一線における職務執行を支えるための取組を推進していきます。

プロフィール※結婚後、妻の実家の所在地近郊で合計6年間勤務し、その他出向以外は札幌市で勤務しています。

警察本部生活安全部人身安全対策課 課長補佐(支援)

警察本部生活安全部人身安全対策課
課長補佐(支援)

支援係の責任者として、全道のストーカー事案、行方不明事案、虐待事案等の人身の安全を早期に確保する必要があると認められる事案の安全対策及び取締りに従事しています。

警察本部生活安全部人身安全対策課 課長補佐(支援)

プロフィール

※8年目から約10年間は、実家の所在地近郊で勤務し、それ以外は札幌市で勤務しています。

Q:仕事のやりがいは?

一番やりがいを感じる瞬間は、私が警察官として携わった方々から感謝の言葉をいただいたときです。私の活動が人の役に立てたと実感できると、数々の苦労は無駄ではなかったと思い、今後の警察活動の励みにもなっています。

また、今まで子供や女性の被害者対応に携わる機会が多くありましたが、被害直後の被害者にどのように接するべきか、いまだに悩むことが多々あります。被害者の心情に配意しながら事件解決や再被害防止の活動をするよう心掛けていますが、被害者に「警察に相談して良かった」と思ってもらえたとき、警察官を目指して良かったと思えます。

Q:育児休業を経ての変化は?

保育園の送迎や子の看護が必要なときなどは、早朝や深夜における勤務が物理的に困難になったり、保育園等からの急な呼出しにより計画通りに業務が進まないなど、出産前には当たり前にできていたことができなくなりました。しかし、家族のほか職場の皆さんの理解と協力により、できないことは助けてもらえたので今も仕事が続けられています。ですから、助けてくれる方々に甘えるだけではなく、非力ながらも自分ができることは全力で取り組み、何か一つでも任せてもらえる仕事を持つことが大切なことだと思うようになりました。

Q:これからのキャリアについての考えは?

年下の同僚や部下と勤務するステージになった今、「自らの経験をこれから活躍していく後輩に伝えていきたい。」「自分の意見を少しでも多く業務に反映させていきたい。」などと考えたとき、昇任してキャリアを積んでいくべきだと感じました。昇任することは、仕事へのやりがいにもつながっています。そして、今までたくさんの上司や先輩に助けていただいた分を恩返しするためにも、昇任して、次は私が困っている後輩の助けになることができればと思っています。

プロフィール※8年目から約10年間は、実家の所在地近郊で勤務し、それ以外は札幌市で勤務しています。

お問合せContact

北海道警察本部採用センター

フリーダイヤル:0120-860-314

〒060-8520 札幌市中央区北2条西7丁目
Tel.011-251-0110(内線2696/2697)