山菜採りによる遭難を防ぐために
山菜採りは多くの危険と隣り合わせで、慣れた山にも、「隠れた危険」が潜んでいます。
次のことに心掛けて、遭難防止に努めて下さい。
- 1 行先と帰宅時間を告げる
- 「自分だけの秘密の場所だから」では、行先が分からず捜索開始が遅れます。
- 行先や帰宅時間を家族等に知らせましょう。
- 2 単独での入山を避ける
- 万一、山中で迷った場合、一人では救助要請できないことがあります。
- できるだけ複数人で入山し、絶えずお互いの位置を確認し合いましょう。
- 3 目立つ色の服装を
- 山中では、白や赤、黄色系の服装が目立つので、救助隊やヘリコプターから発見されやすくなります。
- 4 携帯電話、笛を携行する
- 非常時の連絡手段として、携帯電話を持ちましょう。
- 笛があると周囲に自分の存在を知らせることができます。
- 5 落ち着いて行動する
- 山中で迷ったときは、むやみに歩き回らず、体力の消耗を抑えて、発見されやすい視界の開けた場所で待機しましょう。
ヒグマに注意!!
山菜採り中のヒグマに襲われる人身被害は、全道で、過去5年間で4件発生しています。
- 事前にヒグマ出没情報を確認する
- ヒグマの出没を知らせる看板等がある場所には入らない
- 複数人で入山し、山中では単独行動をしない
- 鈴を鳴らしたり、声を出すなど、ヒグマに人間の存在を知らせる
- 早朝、夕方及び悪天候時の入山は避ける

