• 平成20年12月16日から雌阿寒岳の噴火警戒レベルが導入されました。
• 現在の警戒レベルは、レベル1(活火山であることに留意)です。
雌阿寒岳は長径(北東~南西)24㎞、短径13㎞の阿寒カルデラの南西壁上に生じた玄武岩からデイサイト(SiO2 50~70%)の成層火山群です。
中央部の中マチネシリ火口と山頂のポンマチネシリ火口は噴気活動が盛んで、山腹·山麓にも噴気孔·温泉が多くあります。
有史後の噴火は水蒸気爆発です。
• 下記は雌阿寒岳の噴火に関する年表です。(昭和62年から20年分)
• これを見てわかるように噴火の前には「まえぶれ」があります。
その他にも次のようなものがあります。
火山噴火のまえぶれ(異常現象) | |
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1.地震の頻発 | • 鳴動 ⁄ • 地鳴り |
2.湖·川の変化 | • 変色、濁り • 水温上昇 ⁄ • におい ⁄ • 有毒ガス ⁄ • 水泡 ⁄ • 魚介類の死滅 |
3.噴気·火口の変化 | • 噴気口の拡大 ⁄ • 噴気量 ⁄ • 色 ⁄ • におい ⁄ • 火口の赤熱 ⁄ • 温度の変化 |
4.地形の変化 | • 土地の隆起、沈降 ⁄ • 地割れ ⁄ • 山崩れ ⁄ • がけ崩れ ⁄ • 湖岸の前進、後退 |
5.温泉·湧水の変化 | • におい ⁄ • 量、温度、色の変化 ⁄ • 新しい湧出 |
• 上記のような異常現象を発見した方は、至急警察署·駐在所、または役場や消防に連絡してください。
※本別警察署(電話 0156-22-0110)または110番通報