>>北海道の交通事故概況履歴 |

北海道の交通事故概況(令和2年11月中)
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1 令和2年11月中及び11月末の交通事故発生状況

[過去10年、11月中、11月末及び年間死者の推移]

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2 交通死亡事故の発生状況(主なもの) |
(1) 11月中の死亡事故(死者11人)
○ 事故類型別 |
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- 人対車両、自転車対車、車両単独が各々3人(27.3%)
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○ 道路別 |
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- 道道が4人(36.4%)、国道、市町村道が各々3人(27.3%)
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○ 地形・道路形状別 |
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- 市街地交差点が6人(54.5%)、非市街地直線が3人(27.3%)
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○ 発生時間別 |
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- 16〜18時が4人(36.4%)、8〜10時が3人(27.3%)
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○ 第一当事者年齢別 |
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- 高齢運転者による死者が4人(36.4%)、30歳代運転者による死者が3人(27.3%)
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○ 第一当事者違反別 |
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- 前方不注意が3人(27.3%)、最高速度が2人(18.2%)
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○ 死者年齢別 |
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(2) 11月末の死亡事故(死者126人)
○ 事故類型別 |
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- 車両単独が40人31.7%(うち最高速度が14人35.0%)
- 人対車両が31人24.6%(うち前方不注意が12人38.7%)
- 正面衝突が20人15.9%(うち前方不注意が7人35.0%)
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○ 道路別 |
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- 国道が48人38.1%(うち正面衝突が17人35.4%)
- 市町村道が42人33.3%(うち人対車両が16人38.1%)
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○ 地形・道路形状別 |
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- 市街地交差点が42人33.3%(うち人対車両が18人42.9%)
- 非市街地直線が32人25.4%(うち車両単独が15人46.9%)
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○ 発生時間別 |
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- 14〜16時が25人19.8%(うち車両単独が10人40.0%)
- 10〜12時が19人15.1%(うち正面衝突が7人36.8%)
- 12〜14時が13人10.3%(うち人対車両、自転車対車、正面衝突、車両相互その他が各々3人23.1%)
- 16〜18時が13人10.3%(うち人対車両が5人38.5%)
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○ 第一当事者年齢別 |
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- 高齢運転者による死者が42人33.3%(うち車両単独が14人33.3%)
- 40歳代運転者による死者が22人17.5%(うち人対車両が8人36.4%)
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○ 第一当事者違反別 |
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- 前方不注意が34人27.0%(うち人対車両が12人35.3%)
- 最高速度が23人18.3%(うち車両単独が14人60.9%)
- 操作不適が11人8.7%(うち車両単独が4人36.4%)
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○ 死者年齢別 |
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- 高齢者の死者が61人48.4%(うち人対車両が19人31.1%)
- 50歳代の死者が13人10.3%(うち車両単独が5人38.5%)
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○ シートベルト非着用者 |
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四輪乗車中の死者56人中、シートベルト非着用者は30人(53.6%)であり、このうち18人(運転席11人、助手席2人、後部席5人)はシートベルトをしていれば助かった可能性が高い。 |
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(3) 方面別発生状況
11月中の死者は札幌方面、釧路方面が各々3人(27.3%)、函館方面、旭川方面が各々2人(18.2%)となっている。
11月末の死者は札幌方面が73人(57.9%)、釧路方面が19人(15.1%)となっている。 |
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(4) 月別発生状況の推移
11月中の死者は11人で過去5年平均16.8人を下回っている。
11月末の死者は126人で過去5年平均143.6人を下回っている。 |
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(5) 都道府県別死者
11月中は東京都が21人で最も多く、次いで埼玉県、愛知県が各々14人で2番目、北海道は千葉県、福岡県と並び各々11人で9番目となっている。
11月末は愛知県が141人で最も多く、次いで東京都が133人で2番目、北海道が126人で3番目となっている。 |
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3 死亡事故の特徴 |
(1) 道路別
国道が48人(38.1%)で最も多く、次いで市町村道が42人(33.3%)、道道が28人(22.2%)となっている。 |
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- 国道は非市街地カーブが17人(35.4%)
- 市町村道は市街地交差点が25人(59.5%)
- 道道は非市街地直線が9人(32.1%)
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(2) 時間別
14〜16時が25人(19.8%)で最も多く、次いで10〜12時が19人(15.1%)となっている。 |
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- 14〜16時は、車両単独が10人(40.0%)
- 10〜12時は、正面衝突が7人(36.8%)
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(3) 事故類型別
車両単独が40人(31.7%)で最も多く、次いで人対車両が31人(24.6%)となっている。 |
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- 車両単独は、最高速度が14人(35.0%)
- 人対車両は、前方不注意が12人(38.7%)
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(4) 第一当事者の年齢層別
高齢運転者によるものが42人(33.3%)で最も多く、40歳代の運転者によるものが22人(17.5%)となっている。 |
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- 高齢運転者は、車両単独が14人(33.3%)
- 40歳代の運転者は、人対車両が8人(36.4%)
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(5) 第一当事者の違反(原因)別
前方不注意によるものが34人(27.0%)で最も多く、次いで最高速度が23人(18.3%)となっている。 |
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- 前方不注意は、高齢運転者が12人(35.3%)
- 最高速度は、若年者が13人(56.5%)
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(6) 地形・道路形状別
市街地交差点が42人(33.3%)で最も多く、次いで非市街地直線が32人(25.4%)となっている。 |
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- 市街地交差点は、人対車両が18人(42.9%)
- 非市街地直線は、車両単独が15人(46.9%)
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(7) 曜日別
日曜日が26人(20.6%)で最も多く、次いで土曜日が22人(17.5%)となっている。 |
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- 日曜日は、ドライブが9人(34.6%)
- 土曜日は、業務中が5人(22.7%)
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(8) 状態別・年齢層別
四輪乗車中が56人(44.4%)で最も多く、歩行中が31人(24.6%)となっている。 |
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- 四輪乗車中は、高齢者が25人(44.6%)
- 歩行中は、高齢者が19人(61.3%)
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年齢層別では、高齢者が61人(48.4%)で、うち75歳以上が36人(59.0%) |
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(9) シートベルト着用状況別
ア 乗車区分別 |
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四輪乗車中の死者56人中、シートベルト非着用者は30人(53.6%)となっている。
非着用者30人(運転席18人、助手席4人、後部席8人)のうち18人(60.0%)は、車両の破損状況等から見て、シートベルトを着用していれば生存していた可能性が高い。 |
イ 年齢層別 |
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シートベルト非着用者を年齢層別にみると、高齢者が14人(46.7%)で最も多くなっている。 |
ウ 損傷加害部位別 |
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シートベルト非着用者30人の人身損傷加害部位をみると、「車内他」が7人(23.3%)となっている。 |
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