ストーカーとは、「つきまとい行為」や「位置情報無承諾取得等」などを繰り返し行うことで、ス トーカー行為等の規制等に関する法律により規制されています。
暴行 | 例)元交際相手から逃げようとしたところ、腕を強く引っ張られた。 |
傷害 | 例)元交際相手に殴られてあざができた。 |
脅迫 | 例)元交際相手から「よりを戻さないとどうなるか、分かるだろうな。」と言われた。 |
強要 | 例)元交際相手から「会わないと恥ずかしい写真をばらまく。」と脅され、会うことを強要された。 |
器物損壊 | 例)元交際相手に自転車を壊された。 |
住居侵入 | 例)元交際相手が勝手に家の中に入っていた。 |
窃盗 | 例)郵便ポストから自分宛の郵便物を盗まれた。 |
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被害者にならないために 過去を知りたがる。嫉妬する。束縛する。自分本位。・・・楽しくない。 過剰な自信家、または卑屈。・・・相手をしているのに疲れる。 その結果、相手を尊敬できず、交際することへの不安が生じる。 ストーカーの被害者にならないために、いやだと思うことは無理して受け入れる必要はありません。いやだと思うことは、あいまいな言葉ではなく、きっぱりと断りましょう。 |
加害者にならないために 加害者にならないためには、自分がすることや言うことで相手がどう感じるか、相手の気持ちを考えるようにしましょう。 また、どんな理由があっても、暴力を振るうことは許されないということを理解し、力でどうにかしようとしないことです。 |
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(1)自分の意思を持つ 例えば、自分ではもう会わない、連絡しないと決意した場合には、相手に誘われて会いに行ったりしないようにしましょう。 相手には、あなたの気持ちをはっきりと伝えましょう。 |
(2)周囲の人たちに協力依頼や相談をする 恥ずかしい、人に知られたくない、という気持ちがあるかもしれませんが、怖い思いをしたり、不安に感じたりしたときは、本当に危ない目に遭う前に、取り返しがつかなくなる前に、できるだけ早く、学校、警察等に相談しましょう。 警察では被害防止のための通報装置の貸出しなども行っています。 自分ひとりでなんとかしようとせずに、家族等の周りの人にも助けてもらいましょう。 |
(3)記録しておく 何が起こったのか、相手にされたこと、相手の行動等を記録しておきましょう。 例えば、相手が押しかけてきた、電話がかかってきた、暴行を受けた、などの日付や時間、場所、内容等を記録しておきましょう。 また、電話の着信履歴、メールの受信履歴やその内容は消去せず保存しておきましょう。サイト の書き込み等の画面を保存したり印字しておきましょう。 相手の行為を撮影、録音しておくことも記録の1つの方法です。 怪我をさせられたり、物を壊されたりしたら、まずは警察に通報し、その上で、怪我の状況や物の損壊状況を撮影しておくようにします。 |
(4)避難することも考える ストーカー事案は、相手の行動が急にエスカレートして重大な犯罪につながる危険性があるものです。 家族に危害が加えられる可能性もあります。そのような意識を持ち、自分や家族などの大切な人の身を守るということを第一に考えて行動することが大切です。 相手が自宅に押しかけてきたりする場合は、警察に通報するほか、家族と相談したり、相談窓口等に連絡して、相手が知らない場所に避難することも検討しましょう。 |
(5)ネット上の情報の削除依頼をする 個人情報やプライベートな画像をインターネット上に載せられたら、警察や先生、親などに相談して、サイトなどの管理者に削除の依頼をしましょう。 |
令和7年4月
北海道警察本部 人身安全対策課