防犯性能の高い建物部品の共通標章について
侵入者は、常に「最も簡単に侵入できる方法」を考え、手口を研究しています。その手口は、鍵に対するピッキングやカム送り、サムターン回し、窓ガラス破りなどでありますが、現在の住宅は、必ずしもこれらの攻撃に対する防御が充分ではありません。
住宅の防犯機能を高めるため、「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」が平成14年11月25日、関係省庁及び関係民間団体によって設置され、 そこで実施されたこれまでの防犯性能試験結果などが公表され、平成16年４月には「防犯性能の高い建物部品」の普及を促進するため「共通呼称（防犯建物部品）」と「共通標章（CPマーク）」を作成しました。
共通標章の様式
共通標章の使用- 建物部品のパンフレットその他の広報資料などにおいて、共通標章を使用し、防犯性能の高い建物部品の普及を促進します。
- 目録登載の建物部品については、当該製品が防犯性能の高い建物部品であることを示すために、当該製品の製造・輸入業者において、共通標章を製品に貼付したり、カタログなどに表示します。
防犯性能の高い建物部品とは？- ドア（Ａ種）
主として３階建以下の低層住宅用ドア - ドア（Ｂ種）
主としてビル・マンション用のドア - ガラスドア
- 上げ下げ内蔵ドア
- 引戸
- ガラス引戸
- 錠、シリンダー及びサムターン
- サッシ
- ガラス
- ウィンドウフィルム
- 雨戸
- 面格子
- 窓シャッター
- 重量シャッター
- 軽量シャッター
- オーバーヘッドドア
- シャッター用スイッチボックス
全国防犯協会連合会ホームページにおいて、「防犯性能の高い建物部品目録」をご覧になることができます。平成30年８月
北海道警察本部生活安全企画課
北海道警察本部生活安全企画課