北海道警察では、繁華街等における犯罪の予防、被害の未然防止を図るため、札幌市すすきの地区、大通、札幌駅前通地区に街頭防犯カメラを設置し、運用しています。
■ 概要について
- 札幌市中央区南3条から南9条、西1丁目から西6丁目までの区域
- ドーム型カメラ43台を設置
- 40台は、撮影した画像が中央警察署に送られています。3台は、カメラ内部の記録媒体に画像が保存されています。
- 札幌市中央区北4条から大通、西3丁目から西6丁目までの区域
- ドーム型カメラ8台を設置
- カメラ内部の記録媒体に画像が保存されています。
■ 運用について
街頭防犯カメラシステムは、北海道公安委員会規程及び北海道警察街頭防犯カメラシステム運用要綱に基づき、次のような厳格な運用をしています。
- 管理運用責任者の管理の下、個人の権利を不当に侵害しないように慎重を期しています。
- 街頭防犯カメラの設置箇所を表示板により明示しています。
- 画像データの活用状況を6か月に一度、北海道公安委員会に報告し、その内容を道警察のホームページで公表しています。
- システム操作
管理運用責任者が指定した操作員だけが、システムを操作します。
- 録画
画像はハードディスク等に録画され、厳格な管理の下、原則として7日間保存されます。
保存期限が過ぎたデータは自動的に上書きされ、消去されます。
- 画像データの提供
犯罪の捜査等のため必要がある場合には、管理運用責任者の審査を受けて画像データを提供することがあります。
■ 画像データの活用状況について(令和6年上半期)
令和6年上半期中、55件の画像データを警察署長等に提供し、犯行状況の確認など、各種の捜査に活用しました。
- 暴行事件
- 窃盗事件
- 不同意わいせつ事件
- 風営適正化法違反事件
- 道路交通法違反事件
令和6年8月
北海道警察本部生活安全企画課