年間スローガン
ストップ・ザ・交通事故 ~めざせ 安全で安心な北海道~
道民一人一人が、交通安全を自らのことと考え、交通ルールを遵守し、思いやりのある交通マナーを実践するよう、交通安全意識の高揚を図り、交通事故を防止しましょう。
9月30日(月)は「交通事故死ゼロを目指す日」
歩行者も、車やバイク、自転車等に乗る人も、安全確認の徹底と交通ルールを守り、交通事故の加害者にも被害者にもならないように、お互いを思いやる気持ちを持って、道民皆さんで「交通事故死ゼロ」を目指しましょう。
秋の全国交通安全運動の重点
【反射材用品等の着用推進や安全な横断方法の実践等による歩行者の交通事故防止】
1 歩行者の安全確保
(1) |
通学路等における子供の安全確保
登下校の時間帯、学校周辺や通学路には児童が多数おりますので、通行する場合は速度をしっかり落とすとともに、歩行者の飛び出しなどに細心の注意を払いましょう。 |
(2) |
交差点における高齢者の安全確保
加齢に伴い、高齢者の歩行速度は遅くなります。
特に交差点では、信号が変わっても道路を渡り切れずに横断歩道を横断している高齢者がいないか確認を徹底するなど、高齢者の特性に配意した運転に心掛けましょう。
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2 歩行者の交通ルール・マナー遵守
(1) |
横断歩道や信号機のある場所から道路を渡りましょう。
信号機のない横断歩道を横断する時は「ハンドサインでストップ運動」を実践し
・手を上げるなどして運転者に横断する意思を明確に伝えましょう。
・横断する前や横断中も、左右の安全をよく確認して車に注意しましょう。
・横断歩道手前で停止した運転者と目を合わせ、会釈するなど感謝の気持ちを伝えましょう。
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【ハンドサインでストップ運動】
信号機の設置のない横断歩道において、歩行者とドライバーが相互に意思疎通を図る横断方法を提唱し、歩行者保護の気運醸成を図ることを目的とした運動です。 |
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(2) |
例年、道路飛び出しによる児童の交通事故が発生しておりますので、保護者や教育関係者の皆さんは、日常生活や教育現場において道路を安全に通行することの大切さなどを教育するようにしましょう。 |
(3) |
高齢歩行者は、高齢者自身が加齢に伴って生ずる身体機能の変化(例えば、認知機能の低下、疾患による視野障害等の増加、反射神経の鈍化、筋力の衰えなど)を理解し、無理な横断等はやめましょう。 |
(4) |
反射材用品を使用することは、夜間、ドライバーからの視認効果を高めるほか、交通事故防止に効果が高いので是非着用しましょう。 |
【夕暮れ時以降の早めライト点灯やハイビームの活用促進と飲酒運転等の根絶】
1 夕暮れ時以降の交通事故防止
これからの時期、日没時間は早まります。
夕暮れ時における早めのライト点灯や、対向車や先行車がいない状況ではハイビームを活用しましょう。
横断歩道は歩行者優先、横断しようとする歩行者を見落とすことがないように安全確認を徹底し、歩行者事故を防止しましょう。
交通ルールを遵守し、歩行者や他の車両に対する「思いやり・ゆずり合い」の気持ちを持って運転するように努めましょう。
2 飲酒運転の根絶
飲酒運転は悪質で重大な犯罪です。
二日酔い運転を含め、飲酒運転は絶対にやめましょう。
また、酒気を帯びていることを知りながら、飲酒運転の車に同乗することも犯罪になりますので絶対にやめましょう。
飲酒運転を「しない、させない、許さない、そして見逃さない」
飲酒運転を根絶しましょう。
【自転車・特定小型原動機付自転車利用時のヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底】
1 自転車・特定小型原動機付自転車利用時の交通ルール遵守と交通マナー実践の徹底
自転車や特定小型原動機付自転車は車両の仲間です。
信号遵守や交差点での一時停止・安全確認のほか、二人乗り、並進、飲酒運転、夜間の無灯火走行の禁止等の交通ルールやマナーを守らなければいけません。
また、乗車中のスマートフォン等の使用や周囲の音や声が聞こえないような状態でのイヤホン使用、傘差し等の片手運転も危険ですので絶対にやめましょう。
2 乗車用ヘルメットの着用
自転車・特定小型原動機付自転車乗車時のヘルメット着用は努力義務です。
自転車乗車中に交通事故にあった場合、頭部への損傷が致命傷となる場合が多いので自転車等に乗るときには、頭部を保護して事故の被害を軽減する乗車用ヘルメットを着用しましょう。
【自転車安全利用五則】
(1) |
車道が原則、左側を通行
歩道は例外、歩行者を優先 |
(2) |
交差点では信号と一時停止を守って、安全確認 |
(3) |
夜間はライトを点灯 |
(4) |
飲酒運転は禁止 |
(5) |
ヘルメットを着用 |
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【バイクの交通事故防止】
道内における令和5年中の二輪車による交通事故死者数は14人で前年より5人減少しています。
二輪車による交通事故は重大事故に直結しますので、速度超過や無理な追越しは絶対にやめましょう。
また、運転経験や技能は人それぞれ異なりますので、仲間とツーリングする時は自分の技量に見合った安全運転に努めるとともに、ゆとりをもった計画を立てるようにしましょう。
【スピードダウンと全席シートベルトの着用】
1 スピードダウン
スピードの出し過ぎは、車両のコントロールを困難にして、正面衝突や路外逸脱事故の原因となります。
時間と心にゆとりをもち、スピードダウンで安全運転に努めましょう。
2 全席シートベルト着用
シートベルトは、万が一事故が起きた場合の命綱になります。
安全のために後部座席を含めた全席で、シートベルト着用をしましょう。