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トップページ > サイトメニュー > 薬物乱用のない社会を 違法薬物のない安全・安心な北海道を目指して

北海道警察本部TEL.011-251-0110

〒060-8520 札幌市中央区北2条西7丁目

NO DRUG! 薬物乱用のない社会を


NO! DRUG!!
〜薬物乱用のない社会を〜
違法薬物のない安全・安心な北海道を目指して

大麻の危険性へリンク

やめよう「危険ドラッグ」へリンク

  1 道内の覚醒剤事犯検挙状況(令和4年中)  
 
  •  道内における覚醒剤事犯の検挙人員は250人であり、そのうち暴力団等の検挙人員が103人で全体の約41%を占めています。
  •  年齢別では40代が87人と最も多く、全体の約35%を占めています。
  •  初犯・再犯別では、再犯者が全体の約74%を占めています。
  •  押収量は約60gとなっています。
年別覚せい剤事犯検挙状況グラフ グラフ−覚せい剤事犯年齢別検挙人員 グラフ−覚せい剤事犯初犯・再犯者別検挙人員


  2 道内の大麻事犯検挙状況(令和4年中)  
 
  •  道内における大麻事犯の検挙人員は266人であり、そのうち暴力団等の検挙人員が38人で全体の約14%を占めています。
  •  年齢別では20歳代が118人と最も多く、全体の約44%を占めており、これに20歳未満の検挙人員を加えると全体の半数を超えます。
  •  初犯・再犯別では、初犯者が全体の約72%を占めています。
  •  大麻全体(乾燥大麻及び大麻草)の押収量は約76sとなっています。
年別大麻事犯検挙状況グラフ グラフ−大麻事犯年齢別検挙人員(令和元年) グラフ−大麻事犯初犯・再犯者別検挙人員(令和元年)


  3 薬物乱用者自身の精神・身体への弊害  
 
 覚醒剤を始めとする違法薬物を乱用するとその薬理効果により一時的に多幸感が得られ、疲労を感じなくなったりしますが薬理効果が切れると脱力感や疲労感に襲われ、再び快感を求めて乱用を繰り返すことになります。
 また、乱用により幻覚、妄想が生じ、精神に異常をきたしたり、身体に悪影響を及ぼし、乱用をやめた後もフラッシュバック(再燃現象)や記憶障害などが長期にわたり続く事例も報告されています。
 写真-薬物乱用者の腕の注射痕 薬物を乱用すると・・ 中枢神経に作用→依存症(薬物を求める)→耐性(薬物使用量が増える)→乱用を止めても・・・・→フラッシュバック(再燃現象)


  4 社会に与える弊害  
 
 違法薬物を乱用すると、その薬理作用に起因する幻覚、妄想等により殺人、強盗、放火等の凶悪な犯罪や重大な交通事故等を引き起こすことがあります。また、違法薬物の購入資金を得るために犯罪に手を染めてしまう例も確認されています。

 放火現場の写真 交通事故現場の写真


情報提供・相談窓口
 覚醒剤・大麻などの薬物に関する相談は最寄りの警察署や交番・駐在所又は
  相談電話 011−241−9110 又は #9110
にご連絡ください。

大麻乱用の危険性
「大麻」は違法薬物です!
正しい知識と断る勇気で、自分の身を守りましょう
 
大麻を巡る情勢
 全国の大麻事犯の検挙人員は、平成26年以降毎年増加傾向にあり、北海道内においては、令和4年は統計を取り始めて以降、初めて大麻事犯の検挙人員が覚醒剤事犯の検挙数を超える事態となっています。
 近年、インターネット上において大麻の有害性を否定する誤った情報が氾濫しており、大麻に対する警戒心の低下が懸念され、特に若年層におけるまん延が危惧されています。
 大麻は人体に悪影響を及ぼすほか、暴力団等による栽培事犯も検挙されるなど、大麻が犯罪組織の資金源ともなっています。
 よって、大麻を乱用することによる人体や社会への悪影響と危険性を正しく認識する必要があります。
※「乱用」とは、社会のルールからはずれた方法や目的で使用することなどをいいます。
 大麻草の写真 乾燥大麻の写真

大麻に対する誤ったイメージが広まっています!
大麻って…。
  • たばこより害が少ない?
  • 依存性が無い?
  • 1回だけなら平気?
 って、本当??のイラスト
極めて有害で
  • たばこよりも有害で、脳の正常な成長を妨げる。
  • 依存性があり、自分の意志で止めることが困難。
  • 幻覚、記憶障害、学習能力の低下、人格の変化
    などを引き起こす 。
 危険な薬物です!!NO!
大麻の乱用は厳しく処罰されます! 手錠のイラスト
  • 所持・譲渡・譲受〜5年以下の懲役
  • 輸入・輸出・栽培〜7年以下の懲役
もし、誘われたときは…。
キッパリと断る!
その場から離れる!
 薬物乱用
   ダメ。ゼッタイ。
大麻撲滅ポスター

覚醒剤・大麻などの薬物に関する相談は最寄りの警察署や交番・駐在所又は
  相談電話011−241−9110 又は#9110
にご連絡下さい。

やめよう「危険ドラッグ」
指定薬物の所持・使用等は禁止されています
薬物使用禁止のイメージ画像 指定薬物は医療等の用途以外で製造、輸入、販売、授与、所持、購入、譲り受け、使用についても違反した場合、3年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金又はこれらが併科されます。
 営利目的の場合、
5年以下の懲役若しくは500万円以下の罰金又はこれらが併科されます。

 危険ドラッグに含まれる幻覚等の作用を有し、使用した場合に健康被害が発生するおそれのある物質について『医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律』により「指定薬物」として、指定されています。
 令和5年7月1日現在、2,423種の物質が指定されており、必要の都度、厚生労働省令により追加指定されるため、購入時に指定されていなくても、後日指定され違法薬物と認定されることもあります。

 危険ドラッグ等の問題点 
  販売されていた危険ドラッグの写真 目的を偽って販売されています

 悪質業者によりSNSやインターネットで「合法ハーブ」「お香」「アロマ」「入浴剤」などと偽って販売されていますが、これは摘発を逃れるための「嘘」であり、販売者側だけでなく、購入者のほとんどがそれを理解し「摂取目的」で購入しているのが現状です。
  危険ドラッグ撲滅キャラクター「キドラ」のイラスト 病院へ救急搬送される事例が発生しています(※過去には死者も出ています)

 麻薬等の規制薬物や医薬品医療機器等法に基づく指定薬物の成分を含むものがあるほか、法規制がなされていないものの麻薬と同等かそれ以上に強い成分を含んだ商品が氾濫しており、吸引による意識障害、嘔吐、呼吸困難を起こし、救急搬送される事案が全国各地で発生しており、医療措置が間に合わず死亡するケースも出ています。
   得体の知れない商品の流通(※説明や情報に信憑性なし)

 商品の多くは得体の知れない業者により、製造されていると見られ、成分表示もないことから極めて毒性の強い商品の存在が大変懸念されます。
 販売時の説明や注意書きは参考となりませんので、人体摂取は大変危険な行為です。
令和5年7月
北海道警察本部薬物銃器対策課
電話 011-251-0110