トップページ > 安全なくらし > 除排雪中の事故に注意！！

　道内では毎年、積雪期になると屋根等からの落氷雪による事故や屋根の雪下ろし作業中の転落事故、除雪中の除雪機による事故で、亡くなる方や、負傷する方がいます。
　また、気温が上昇した日は雪解けが進み、屋根等からの落氷雪が発生しやすくなることから、危険な軒下には近づかず、屋根の雪下ろしは複数で行うなど安全を確保して、除排雪中における事故を未然に防止しましょう。

令和４年に発生した事故の概要

ハシゴに乗って屋根の雪下ろし作業中、 ハシゴから転落して死亡 　屋根の雪下ろし作業中、屋根から転落して死亡 　軒下で除雪作業中、屋根からの落雪に埋没して死亡 　屋根の雪下ろし作業中、雪とともに転落し埋没して死亡 　除雪機を使用して除雪作業中、除雪機の下敷きとなり死亡 　隣家からの落氷雪により負傷 　屋根の雪下ろし作業中、雪庇を踏み抜いて転落して負傷 　除雪機の雪詰まりを除去中、機械が動き出して負傷

除排雪中の事故を防ぐため、次の点に注意しましょう

屋根やビルの窓枠などの氷雪は、早めに取り除きましょう。 　建物の管理者は、看板やロープなどで歩行者に注意を促しましょう。 　落氷雪のおそれがある軒下などは歩かないようにし、遊んでいる子供を見たら注意しましょう。

複数人で行い、声をかけ合いながら作業しましょう。 　靴やはしごには、滑り止めをつけましょう。 　高所で作業する際は、転落防止の命綱を使用し、安全帯等を確実に装着して、ヘルメットを着用しましょう。 　事故発生時に連絡が取れるように、携帯電話を持参しましょう。

周囲に人がいるときには、除雪機を使わないようにしましょう。 　エンジンをかけたまま、除雪機から離れないようにしましょう。 　除雪機の雪詰まりを取り除く際は、必ずエンジンを停止させましょう。

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令和５年11月
北海道警察本部地域企画課