道内では、例年、4月から6月にかけて、山菜採りで入山した方が、山奥で方向を見失ったり、滑落などにより負傷する遭難が多発します。
過去5年間に、春の山菜採りでは、267人の方が遭難しており、そのうち79パーセントが行者ニンニク、タケノコ採り目的の入山となっております。
年齢別では、65歳以上の方が全体の86パーセントを占め、原因別では、山菜を探すことに夢中となり、山奥に入って方向を見失う方が、全体の75パーセントを占めています。
また、過去には山菜採り中に、ヒグマに襲われ死傷する事案が発生していることから、熊との遭遇を避けるため、熊鈴やラジオを携行するほか、万が一熊と遭遇した場合に備えて、熊撃退スプレーの携行が必要です。
山菜採りで入山する方は、十分な準備と慎重な行動を心掛けるとともに、御家族についても、行き先や帰宅時間、遭難防止の準備が十分かどうかを確認するなど、遭難を防止するための声掛けを行いましょう。


| 発生件数 | 遭難者数 | |||||
| 死亡 | 不明 | 負傷 | 無事 | |||
| 令和3年 | 56 | 62 | 5 | 4 | 8 | 45 |
| 令和4年 | 54 | 62 | 5 | 2 | 9 | 46 |
| 令和5年 | 49 | 52 | 5 | 4 | 5 | 38 |
| 令和6年 | 40 | 43 | 3 | 2 | 5 | 33 |
| 令和7年 | 46 | 48 | 4 | 0 | 3 | 41 |
| 合計 | 245 | 267 | 22 | 12 | 30 | 203 |


毎年、道内では山菜採りで入山し、道に迷ったり、滑落するなどの遭難が多発しています。
山菜採り遭難を防ぐために、次の点に注意しましょう。

過去5年間で、山菜採り中にヒグマに襲われる被害は2件発生し、そのうち1人が亡くなっております。
入山する地域のヒグマ出没情報を確認し、ヒグマによる事故を防ぎましょう。
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令和8年4月
北海道警察本部地域企画課