道内では、例年、山菜採りや登山、山間部での作業中に、ヒグマに襲われて死傷する事案が発生し、昨年は3人が負傷している状況の中、令和5年2月4日には伐採作業中に、4月1日には犬の散歩中にヒグマに襲われ、それぞれ1人が負傷する事案が発生しております。
過去5年間におけるヒグマによる人身被害者の総数は25人で、そのうち、21人が4月から8月に被害に遭っております。
この時期は人が山林内に入り行動する機会も多くなる時期で、ヒグマと遭遇する可能性も高くなることから、今後も、入山する方が被害に遭うことが懸念されます。
山菜採りや登山等で入山する際は、ヒグマの出没情報等をよく確認し、ヒグマによる事故に遭わないよう、十分に注意しましょう。
令和5年5月
北海道警察本部地域企画課