道内では例年、山菜採りや登山、山間部での作業中にヒグマに襲われて死傷する事案が発生しており、昨年は10人の死傷者が発生しています。
本年は5月5日に山菜採り中の男性が、6月3日には山地崩落調査中の男性がそれぞれヒグマに襲われ、負傷する事案が発生しています。
過去5年間のヒグマによる人身被害者は33人で、そのうち4月から8月にかけての被害が全体の約70パーセントを占めています。
春から秋にかけて、人が山林内で行動する機会が増え、ヒグマと遭遇する可能性が高くなるため、登山等で山林に入る際は、事前に市町村のホームページ等でヒグマの出没情報を確認し、下記事項に留意してヒグマとの遭遇を避けましょう。
令和6年7月
北海道警察本部地域企画課