静内警察署の管内概況
静内警察署は新ひだか町・新冠町の2町を管轄し面積は約1,733平方Km、人口約2万8千人となっている。
道路は、国道235号線が海岸線沿いに管内を貫通している。
管内の産業で特徴的なのは、軽種馬の生産で生産数約3,500頭にのぼり全国生産数の約4割を占める。
このほかの主要生産物としては、ミニトマト、ピーマン、水稲などがあげられる。
一方漁業は、昆布、サケ・マス・カンカイ・つぶ貝・タコなどがあげられる。
その他、工業としては日高山系を源とする豊富な水流を利用した水力発電が多数存在する。
静内警察署の管轄区域
静内警察署の管轄区域は新ひだか町、新冠町です。
各交番の管轄区域は次のとおりです。
- 交番名
- 管轄区域
- 駅前交番
- 日高郡新ひだか町 以下、下記のとおり
- 静内青柳町、静内旭町、静内入船町、静内海岸町、静内柏台、静内神森、静内木場町、静内こうせい町、静内駒場、静内清水丘、静内末広町、静内高砂町、静内ときわ町、静内中野町、静内花園、静内古川町、静内本町、静内真歌、静内緑町、静内御幸町、静内目名、静内山手町、静内吉野町
- 御園駐在所
- 日高郡新ひだか町 以下、下記のとおり
- 静内御園、静内田原、静内豊畑、静内農屋、静内高見
- 東静内駐在所
- 日高郡新ひだか町 以下、下記のとおり
- 東静内、静内川合、静内西川、静内浦和
- 春立駐在所
- 日高郡新ひだか町 以下、下記のとおり
- 静内春立、静内東別、三石西端
- 三石駐在所
- 日高郡新ひだか町 以下、下記のとおり
- 三石越海町、三石港町、三石本町、三石旭町、三石東蓬莱、三石西蓬莱
- 本桐駐在所
- 日高郡新ひだか町 以下、下記のとおり
- 三石本桐、三石鳧舞、三石福畑、三石富沢、三石豊岡、三石美野和の一部
- 歌笛駐在所
- 日高郡新ひだか町 以下、下記のとおり
- 三石歌笛、三石稲見、三石川上、三石清瀬、三石美河、三石美野和の一部
- 新冠駐在所
- 新冠郡新冠町 以下、下記のとおり
- 字高江、本町、中央町、東町、北星町、西泊津、東泊津
- 節婦駐在所
- 新冠郡新冠町 以下、下記のとおり
- 字節婦町、大狩部、共栄
- 朝日駐在所
- 新冠郡新冠町 以下、下記のとおり
- 字朝日、緑丘、古岸、明和、万世、大富、東川、美宇、泉、太陽、新栄、新和、里平、石清水、若園
静内警察署の沿革
- 明治20年3月
- 勇払警察署高江分署が設置
- 大正12年6月
- 静内分署に改称
- 大正12年頃には14名の警察官がおりました。
当時は浦河警察署下々方分署と言われていました。
明治42年当時、静内の人口は5,373人、戸数は1,302戸でした。 - 大正15年7月
- 静内警察署に昇格
- 大正16年12月
- 静内警察署旧庁舎落成
- 庁舎は木造2階建、延床面積129坪でした。
総工費は、約3万3,000円でした。
- 昭和16年当時の静内町の人口は10,470人、戸数は2,034戸でした。
- 昭和23年3月
- 警察法施行により、静内町警察署が自治体警察署として発足
- 昭和28年1月
- 北海道警察に統合され、静内町・新冠町・三石町を管轄する静内地区警察署となる。
- 昭和29年7月
- 札幌方面静内警察署となる。
- 昭和55年3月
- 現庁舎竣工
庁舎は鉄筋コンクリート造、2階建。
建築費は、約2億6,500万円でした。
昭和55年当時、静内町の人口26,235人、戸数は8,830戸でした。