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TEL. 0152-23-0110

〒099-4113 斜里郡斜里町本町43番地6

署長あいさつ

 師走を迎え、今年も残すところあと1か月となりました。
 地域の皆様には、日頃より斜里警察署の活動に対し、御理解と御協力をいただき心より感謝をいたしております。

 さて、忘年会などでお酒の席が多くなる時期ですが、それに伴い飲酒運転による痛ましい事故の発生が懸念されます。皆様が安心して年末年始を迎えられるよう、飲酒運転防止への御理解と御協力をお願い申し上げます。

 まず、最初に申し上げたいのは、飲酒運転は極めて悪質な犯罪であるということを再認識していただきたいのであります。「これくらいなら大丈夫」、「家まで近い」などといった気の緩みが、人生を棒に振るような取り返しのつかない事故につながります。アルコールはわずかな量であっても、安全運転に必要な情報処理能力・注意力・判断能力を低下させ、運転に大きな影響を及ぼし、重大事故につながる危険性を高めます。
 「飲んだら運転しない」この基本を徹底していただきたいと思います。
 また、二日酔いでの運転も「飲酒運転」になります。アルコールチェッカーなどを使用して身体にアルコールが残っていないことを確認しましょう。

 飲酒運転に関わる責任は運転者だけではありません。車を運転するおそれのある人にお酒を提供したり、お酒を飲んでいる人に車を提供したり、飲酒運転の車に同乗した場合には、状況によって処罰の対象となります。
 誰もが後悔をしないために、周囲の皆様が声を掛け合い、飲酒運転を「させない」環境作りが大切です。

 加えて、地域の皆様からの飲酒運転に関する情報提供は、重大事故の未然防止に大きく役立ちます。「飲んだ直後に車に向かっている」「代行を呼ばずに帰ろうとしている」などの場合には、迷わず警察まで御連絡ください。皆様の勇気ある一報が大切な命を守ることにつながります。

 楽しい年末年始を過ごすためにも「飲む前に 車じゃないよね? 再確認」という合言葉を地域全体で共有し、飲酒運転のない安全・安心な町をともにつくっていきましょう。
 斜里警察署では、今後も犯罪や交通事故のない安全・安心なまちづくりの実現に向け、地域の皆様と一体となった活動を行なってまいります。
 皆様の変わらぬ御理解と御協力をお願い申し上げます。そして皆様にとりまして穏やかで温かい年末年始となりますよう、心よりお祈り申し上げます。


令和7年12月
 斜里警察署長 小松崇史