春風が心地よい季節となり、皆様方も春の訪れを実感されていることと思います。
「春の全国交通安全運動」が4月6日(日)から4月15日(火)の10日間実施されます。
歩行者もドライバーも「ハンドサイン」を実践することにより、歩行者が正しい方法で安全に横断できる道路交通環境を確保し、歩行者被害の交通事故の防止に努めてください。
また、新入学の時期を迎え、新1年生の登下校が始まり、通学路では、こどもの飛出し等が予想されることからスピードダウンと安全確認を徹底するなど、予測運転をお願いします。
今年度も西警察署は、地域住民の皆様、管内で活動いただいている各機関・団体の皆様と連携を図りながら、不幸な事故の根絶に向けて努力して参ります。
今月も、警察からお知らせがございます。
1 自転車盗難の防止と防犯登録の推進
自転車には防犯登録とツーロックを
⑴ 大切な自転車を盗難被害から守るために、備付け錠のほか、丈夫なU字型錠などで「ツーロック」
をして盗難被害を防止しましょう。
⑵ 被害に遭ったときのために、自転車の防犯登録をしましょう。防犯登録番号や車体番号から持ち主
が分かるため、盗難被害に遭った場合でも、早期の被害回復がしやすくなります。
2 春のヒグマによる人身被害の防止
「春はヒグマとの遭遇に注意」
⑴ ヒグマは、河川敷、緑地帯、公園などのほか、身近な場所に潜んでいる可能性があるので、自治体
のホームページや新聞、テレビなどでヒグマの出没情報を確認しましょう。
⑵ 山に入る際は、熊除けの鈴や笛など音が出るものを鳴らし、複数で行動しましょう。
⑶ ふんや足跡を見つけたり、畑の農作物や草木などが食いちぎられた跡などを見つけたりしたとき
は、すぐに引き返し、自治体や警察に通報しましょう。
⑷ ヒグマは、いったん人間の食べものの味を覚えると、それを目当てにゴミ捨て場などに繰り返し出
没します。山中に生ゴミを放置したり、埋めたりしないようにしましょう。
⑸ ヒグマに遭遇したときに、逃げたり、騒いだりすると、ヒグマを興奮させて襲われる可能性があり
ます。リュックや持ち物は回収しないで、背中を見せず、ゆっくりと静かに立ち去りましょう。
令和7年4月
札幌方面西警察署長
五十嵐 智