署長あいさつ
みなさん、こんにちは。
名寄警察署長の菊地でございます。
名寄に赴任して初めての冬を迎えます。
12月は、忘年会やクリスマスなど、飲酒する機会も増える時期ですが、
『飲む前に 車じゃないよね? 再確認』
を合言葉に、飲酒運転は絶対にやめましょう。
⑴ 飲酒運転は悪質な犯罪!
飲酒運転は、悪質、危険な犯罪です。
飲酒は安全運転に必要な情報処理能力、注意力、判断能力を低下させ、運転に大き
な影響を及ぼし、重大事故に繋がる危険を高めます。
一人一人が「飲酒運転をしない、させない、許さない、そして見逃さない」ことを
強く意識して、北海道から飲酒運転を根絶しましょう。
また、二日酔いでの運転も「飲酒運転」になります。アルコールチェッカーなどを
使用して身体にアルコールが残っていないことを確認しましょう。
⑵ 飲酒運転は、運転者以外も処罰の対象!
飲酒運転は、運転者だけでなく、運転者以外の人にも重い処罰があることを知って
いますか。
車を運転するおそれのある人にお酒を提供したり、お酒を飲んでいる人に車を提供
したり、飲酒運転の車に同乗した場合は、飲酒運転と同様に処罰の対象になります。
⑶ 「ハンドルキーパー運動」で飲酒運転防止!
ハンドルキーパー運動とは、仲間と車で飲食店に行く場合は、あらかじめお酒を飲
まない人(ハンドルキーパー)を決めて、その人が仲間を自宅まで送り届けることで
す。
お酒を提供する飲食店では「来店客が車で来ていないか」、車で来ている場合は「
ハンドルキーパーは誰なのか」を確認して、飲酒運転を防ぎましょう。
⑷ 飲酒運転情報の提供を!
北海道警察では、悪質な飲酒運転を根絶するために「飲酒運転ゼロボックス」によ
る飲酒運転情報や、飲酒運転根絶に向けたアイデアを受け付けておりますので、皆様
のご協力をお願いします。
令和7年12月1日
旭川方面名寄警察署長
菊地 俊也