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署長あいさつ

令和7年3月 署長あいさつ

 このホームページにアクセスしていただきました皆様、ありがとうございます。
 まだ降雪もあり除雪の必要な日もありますが、徐々に日も長くなり、春が近付いているのを実感しております。
 これから新入学・入園、進学、就職、転勤などを控え、その準備などで慌ただしい時期になると思います。
 お出掛け等の際は、交通事故等に御注意をいただきますよう、お願い申し上げます。

 今月は、「令和7年度(第1回)北海道警察官採用試験に向けた広報活動の推進」、「進学・進級時における少年の非行・犯罪被害防止と有害環境の浄化」、「融雪期の事故防止」、「マイナ免許証の運用開始」、「サイバーセキュリティに関する普及啓発強化」について、お願いをさせていただきます。

1 令和7年度(第1回)北海道警察官採用試験に向けた広報活動の推進
  北海道警察官募集中「北海道は私たちが守る」
 ⑴ 試験概要
  ア 採用予定人数
    250人程度 男性A区分 140人程度、男性B区分 40人程度
          女性A区分  50人程度、女性B区分 20人程度
  イ 受験資格
    【学歴】
    A区分~学校教育法による大学(短期大学を除く。)等を卒業した方
      (令和8年3月末日までに卒業見込みの方を含む。)
       ※高度専門士の称号を取得又は令和8年3月末日までに取得見込みの者
       を含む
    B区分~A区分以外の方(学校教育法による高等学校在学中の方を除く。)
    【年齢】
    平成5年4月2日から平成20年4月1日までに生まれた者
    (令和8年4月1日現在で18歳以上33歳未満)
 ⑵ アピールポイント
  ア 「北海道は私たちが守る」
    警察官の仕事は交番勤務や犯罪捜査、防犯活動、交通指導取締り、災害救助等多岐にわたりま
   す。自身の特技・個性を活かして、北海道を一緒に守りませんか?
  イ 「ON、OFFのある職場!仕事も私生活も充実!」
    北海道警察は仕事のやりがいはもちろん、私生活の充実も大切にする組織です。
    休暇や給料、育児や介護との両立等、私生活も充実させたい方にとって魅力あふれる組織です
   。
  ウ 「まずは北海道警察について知ろう」
    北海道警察では、WEBや対面型等、各種説明会やイベントを開催しています。
    まずは説明会やイベントに参加して、リアルな道警を知ることから始めましょう。説明会の案
   内は、北海道警察ホームページや採用センターのSNSを御覧ください。
2 進学・進級時における少年の非行・犯罪被害防止と有害環境の浄化
  さしのべる 手のぬくもりを どの子にも
  【少年向け】
  ○万引きは犯罪!
   ・万引きをするほか、万引きの見張りや命令も犯罪になります。
   ・盗んだ物を買うことや、もらうことも犯罪になります。
  ○お酒やたばこは20歳になってから
   ・20歳未満の飲酒や喫煙は、心身への悪影響が大きいので禁止されています。
   ・お酒やたばこは非行の入り口とも言われています。
   ・お酒やたばこを勧められてもきっぱりと断りましょう。
  ○大麻は脳に影響を与える違法な薬物です!  
   ・「身体に害がない」などの間違った情報に流されず、正しい知識を持ちましょう。
   ・大麻の使用を誘われたら、きっぱり断ることが大切です。
   ・断りづらいときは、その場から離れましょう。
  ○犯罪実行者募集情報に応募しない!
   ・SNSで募集されている「闇バイト」は犯罪です。
   ・楽をして大金を稼げるアルバイトは存在しません。
   ・闇バイトに応募してしまうと犯罪組織の手先として利用され、犯罪者となってしまいます。
   ・闇バイトから抜け出せない、脅されている、申し込んでしまった。そんなときはすぐに警察に
    相談を!
   ・現金や書類を受け取ったり、ATMから現金を引き出したりするバイトは、特殊詐欺の可能性
    があります。
  ○インターネットの世界は危険がいっぱい!
   ・SNSの利用をきっかけとした犯罪被害が増えています。
   ・インターネットは、相手の名前や顔が分からない分、恐ろしい犯罪やわなが潜んでいます。
   ・インターネットで知り合った人が、「会いたい」「写真を送ってほしい」と言ってきた時は、
    すぐに家族に相談しましょう。
   ・インターネットを安心・安全に使うためにフィルタリングを使いましょう。
   ・SNS等に書き込んだり写真を掲載する際には、掲載してよいか立ち止まって考えましょう。
   ・自分自身を守るための3つの約束
    1 出会いを求める内容を書き込まない!
    2 個人情報や写真は掲載しない!
    3 ネット上で知り合った相手とは会わない!
  【保護者向け】
  ○非行防止は家庭から!
   ・家庭は最も身近な社会です。
    社会のルールやマナーを守らせ、善悪のけじめをつけさせましょう。
   ・子供たちが狙われています。
    SNS上の犯罪実行者募集情報に応募した子供が、犯罪組織に利用され、特殊詐欺や強盗など
    の犯罪に加担させられています。
    急に金遣いが荒くなった、最近付き合う友人が変わったなど子供の様子がおかしいと感じたら
    警察に相談してください。
   ・インターネットの利用に起因して、犯罪被害に遭う事例が後を絶ちません。
    家庭のルールづくりや情報モラルについて家族で話し合いましょう。
   ・大麻の乱用で検挙される少年が増えています。
    大麻に「害はない」「依存性はない」という情報は間違いです。
    大麻は違法で有害な薬物であることを教えてあげましょう。
  ○こんな兆候は要注意です。気になることは警察に相談を!
   ・行き先を言わず外出したり、帰宅時間が遅くなったり、夜遊びや外泊が多くなった。
   ・親に隠れて長時間携帯電話を利用したり、知らない人と連絡をとりあっている。
  ○フィルタリングで有害サイトをブロック!
   ・フィルタリングは、年齢に応じてサイトやアプリの許可・制限などができます。
   ・子供が使用するスマートフォンを購入する際は、販売店でフィルタリングを設定してもらいま
    しょう。

3 融雪期の事故防止
  除雪作業中の事故が多発
  ○ 適切な時期の氷雪下ろし
    寒気が緩んでくると屋根の上から大量の雪が落ちてくることがあります。
    氷雪が屋根からせり出している軒下は危険なので近づかないようにしましょう。
    屋根から氷雪が落下する危険性がある場合は、看板やロープ等を設置し、歩行者に注意を促し
   ましょう。
  ○ 複数による屋根の雪下ろし  
    例年、屋根の雪下ろし作業中に、はしごや屋根から転落する事故が多数発生しています。
    雪下ろし作業をするときは、補助者を置くなど複数で行うとともに、ヘルメットや命綱を装着
   しましょう。
  ○ 除雪機による作業事故の防止 
    例年、除雪機による除雪作業中、回転刃(オーガ)に衣類を巻き込まれたり、除雪機の下敷き
   になる事故が発生しています。 
    除雪機を使用するときは、作業に適した服を着用し、エンジンを掛けたまま雪詰まりを取り除
   くことはやめましょう。 

4 マイナ免許証の運用開始
  ゼッタイ便利 マイナ免許証
  改正道路交通法の施行により、令和7年3月24日から、マイナンバーカードが運転免許証として利
 用できるようになります。
  免許証は選べる3タイプで、
   ① 従来どおりの運転免許証を保有
   ② 運転免許証の免許情報が記録されたマイナ免許証を保有
      (マイナンバーカードと運転免許証が一体化)
   ③ マイナンバーカードに免許情報を記録した上で運転免許証も保有
 となります。
  マイナンバーカードと運転免許証を一体化することにより、
   ○ 氏名、住所等の変更は市町村に届け出れば、警察への変更手続きが不要
      (マイナ免許証のみ)
   ○ オンラインでの更新時講習が受講可能
   ○ 住所地以外の免許センターで行う免許更新手続き(経由地更新)が迅速
   ○ マイナ免許証のみを保有する場合、更新手数料が安くなる
 というメリットがあります。
  マイナンバーカードに記録される免許情報は、
   ○ 免許証の番号
   ○ 免許の年月日及び有効期間の末日
   ○ 免許の種類
   ○ 免許の条件に係る事項
   ○ 顔写真
 等で、マイナンバーカードのICチップに記録されます(マイナンバーカードの券面に免許に関する
 事項は記載されません)。

5 サイバーセキュリティに関する普及啓発強化
  #サイバーセキュリティは全員参加
  2月1日から3月18日は政府が定める「サイバーセキュリティ月間」です。
  便利なスマートフォンやインターネットには、フィッシングによる個人情報の詐取やクレジットカ
 ード情報・スマホ決済の不正利用、偽警告によるインターネット詐欺など様々な危険が潜んでいます
 。
  サイバーセキュリティ月間を通じて「インターネットを安全・安心に利用するためのサイバーセキ
 ュリティ対策9か条」など、基本的なセキュリティ知識を学び、サイバー犯罪の被害に遭わないよう
 にしましょう。
  【サイバーセキュリティ対策9か条】
   1 OSやソフトウェアは常に最新の状態にしておこう。
   2 パスワードは長く複雑にして、他と使い回さないようにしよう。
   3 多要素認証を利用しよう。
   4 偽メールや偽サイトに騙されないように用心しよう。
   5 メールの添付ファイルや本文中のリンクに注意しよう。
   6 スマホやPCの画面ロックを利用しよう。
   7 大切な情報は失う前にバックアップ(複製)しよう。
   8 外出先では紛失・盗難・覗き見に注意しよう。
   9 困った時はひとりで悩まず、まず相談しよう。



令和7年3月
釧路警察署長 本 間 博 幸
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