北見市、訓子府町、置戸町の住民の皆様こんにちは。
この度の春の人事異動により、北海道警察本部生活安全部保安課長から、第46代北見警察署長を命ぜられ、本年3月24日付けで着任いたしました谷島と申します。
北見市、訓子府町及び置戸町の管内1市2町が、「犯罪や事故のない安心して暮らせるまち」となりますよう、署員一同尽力してまいりますので、引き続き、管内住民の皆様の御理解と、御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。
さて、いよいよ4月7、8日、管内の小学校で入学式と新学期の始業式がそれぞれ行われ、ピカピカの1年生を始め、多くの小学生が登下校いたします。
警察庁の全国統計(過去5年間)によりますと、歩行中の交通事故の死傷者数は、全年齢中7歳(小学1年、2年生)が最多であり、6歳以上12歳以下の児童の死者・重傷者数は、下校時が最も多く、例年4月から6月にかけて増加するとのことです。
また、活動期に入るこの時期から、自転車やオートバイ等の利用者が急増する傾向にあり、こうした方々が当事者となる交通事故が懸念されるところです。
皆様には、交通事故の当事者とならないよう、次の事項について御理解いただいた上、交通事故防止に努めていただきたいと思います。
【春の全国交通安全運動の実施】
1 スローガン
歩行者もドライバーも「ハンドサイン」で事故防止
2 運動期間
令和7年4月6日(日)から4月15日(火)の10日間
3 運動重点
⑴ こどもを始めとする歩行者が安全に通行できる道路交通環境の確保と正しい横断方法の実践
⑵ 歩行者優先意識の徹底とながら運転等の根絶やシートベルト・チャイルドシートの適切な使用の促進
⑶ 自転車・特定小型原動機付自転車利用時のヘルメット着用と交通ルールの遵守の徹底
⑷ 飲酒運転の根絶
⑸ スピードダウン
4 交通事故防止のポイント
⑴ こどもを始めとする歩行者が安全に通行できる道路交通環境の確保と正しい横断方法の実践
新入学の時期を迎え、新1年生の登下校が始まります。
通学路では、こどもの飛出し等が予想されることからスピードダウンを徹底し、予測運転に努め
ましょう。
こどもが安全に道路を横断することができるよう、正しい交通ルールを身に付けられる交通安全
教育を行いましょう。
⑵ 歩行者優先意識の徹底とながら運転等の根絶やシートベルト・チャイルドシートの適切な使用の促進
・ 横断歩道は歩行者が優先です。
歩行者とドライバーが手を上げるなどの合図をして相互に意思疎通を図る「ハンドサインでス
トップ運動」を実践しましょう。
・ 車や自転車等を運転しながら、携帯電話等を操作したり通話等をする「ながら運転」は絶対に
やめましょう。
・ 車に乗ったら、全ての座席でシートベルトを着用し、こどもが乗車する時はチャイルドシート
を使用しましょう。
⑶ 自転車・特定小型原動機付自転車利用時のヘルメット着用と交通ルールの遵守の徹底
・ 運転中に転倒するなどして頭部を負傷した場合、致命傷となる可能性があることから、自転車
・特定小型原動機付自転車に乗る際はヘルメットを着用しましょう。
・ 自転車や特定小型原動機付自転車の利用時は、交通ルールをしっかりと守り、安全運転に努め
ましょう。
令和7年4月2日
北見警察署長 谷島 拓人