特殊詐欺とは、不特定多数の人に、電話などの通信手段を使って、対面しないで金品をだまし取る詐欺の総称です。
紋別警察署では、特殊詐欺被害を未然に防止するため、当署管内で把握した特殊詐欺事案や不審電話不審メールなどについて詳しく紹介します。
サポート詐欺とは、インターネット閲覧中に偽のセキュリティ警告等を表示し、金銭をだまし取ろうとする詐欺です。
令和6年1月29日、当署管内居住の方が、パソコンでインターネットを使用していたところ「あなたのパソコンがフィッシングされました。大至急こちらにお電話ください」と表示が出てその番号に電話をかけたところ、パソコン復旧名目で電子マネーの購入を指示されました。
「電子マネーの支払い」は詐欺を疑い、家族や警察に相談してください。
令和6年1月27日、当署管内居住の方の携帯電話にNTTファイナンスをかたり、身に覚えのない料金を請求する不審電話が2件かかってきました。
身に覚えのない料金請求をされた場合は詐欺を疑いましょう。
令和6年1月22日、当署管内居住の方の携帯電話に、道外の警察官を名乗る者から「捜査に協力してほしい。確認のために住所を教えてほしい」等という不審電話がありました。
身に覚えのない不審電話は対応することなく、個人情報は絶対に教えないようにしましょう。
令和6年1月7日、当署管内居住の方が利用するSNS上に表示された副業で稼げるという広告から、副業関係情報提供者を名乗る者にSNSで連絡し、その後、別のSNSグループチャットで、犯人のアカウントとやり取りし、指示された通販サイトを閲覧するなどしたところ、自身の銀行口座に報酬として、少額の振込入金があったことから、犯人を信用し、副業の保証金などの名目で、複数回にわたり、犯人から指定された銀行口座に合計約152万円を振り込みだまし取られる事件がありました。
副業名目で多額の現金を要求されたら詐欺の可能性が高いので、支払う前に、家族や警察に相談してください。