紋別警察署のホームページをご覧いただきありがとうございます。
管内では、10月に入ってから、鹿との交通事故が非常に多く発生しています。
特に、夕方から早朝にかけての発生が多くなっておりますので、この時間帯に運転される際には、いつもより速度を控えていただくなど、鹿の飛び出しに備えた安全運動をお願いいたします。
さて、今月は、子供のネット被害等防止についてお知らせいたします。
スマートフォンの普及に伴い、多人数とコミュニケーションが取れるウェブサイトや通信ゲーム等のSNSを通じて、面識のない相手と子供が知り合うことが容易となっており、児童買春や児童ポルノなど重大かつ悪質な犯罪の被害にあう子供の数が高水準で推移しています。また、子供自身が加害者となって犯罪に関わってしまうケースもあります。ネットを正しく利用して、犯罪に巻き込まれないように注意しましょう。
【18歳未満の方へ】
〇ネットの落とし穴に注意!
SNSの利用をきっかけとして多くの子供たちが性的な犯罪の被害等にあっています。
〇SNSに個人情報や写真を載せるのはやめましょう。
・裸の画像などをネットに載せたり送るのはやめましょう。
・一度ネット上に流出した画像は全てを回収・削除することはできません。
・男女ともに被害にあっています。
〇ネットで知り合った人に、住所・名前などを教えることはやめましょう。
・ネットで知り合った人は知らない人と同じです。
・犯罪者は優しい言葉をかけて良い人のふりをして近づきます。
○子供に対してわいせつ目的で会うことや裸の写真を要求することは犯罪です。
・直接会うことや裸の写真を求められたときはすぐに周囲の大人に相談しましょう。
○オンラインゲーム内にも、子供に迫る犯罪者がいます。
・ゲームに協力したり高価なアイテムをもらうことで、言うことに従わなければならなくなり、犯罪被害に遭うこともあります。
・ボイスチャットやメッセージ機能での匿名・不特定の相手とのやりとりには注意しましょう。
【保護者の方へ】○フィルタリングサービスやペアレンタルコントロール機能を設定しましょう。
・フィルタリングとは、有害サイトへのアクセスを制限するサービスです。
・ペアレンタルコントロール機能は、子供のインターネットの利用状況を把握したり安全管理をすることができる機能です。
・子供が使うスマートフォンなどは、保護者が利用状況を管理し有害な情報にアクセスできないようにしましょう。
○非行・被害防止は家庭から!
・家庭は最も身近な社会です。社会のルールやマナーを守らせ、善悪のけじめをつけさせましょう。
・SNSなどの利用をきっかけとして、犯罪の被害に遭う子供が後を絶ちません。家族全員でスマートフォンの使い方について話し合い、家庭のルールを作りましょう。家庭のルールは、家族みんなで守りましょう。
○このような兆候は要注意!
・行き先を告げずに外出したり、夜遊びや外泊が多くなった。
・親に隠れて長時間スマートフォンを利用するようになった。
令和7年11月1日
紋別警察署長
柴崎 健太郎