紋別警察署のホームページをご覧いただきありがとうございます。
11月に入ってから一気に寒くなりました。管内では、路面凍結によるスリップ事故も発生しています。特に、橋の上やトンネル内、樹林や山間部の斜面等により日陰となっている部分の路面は、凍結している可能性が高いです。気温や路面状況をあらかじめ確認の上、慎重な運転に努めてください。
今月は、『飲酒運転の根絶』についてお願いいたします。
〇飲酒運転は悪質な犯罪!
飲酒運転は、悪質、危険な犯罪です。
飲酒は、安全運転に必要な情報処理能力、注意力、判断能力を低下させ、運転に大きな影響を及ぼし、交通事故に結び付く危険性を高めます。
一人一人が「飲酒運転をしない、させない、許さない、そして見逃さない」ことを強く意識して、北海道から飲酒運転を根絶しましょう。
また、二日酔いでの運転も「飲酒運転」になります。アルコールチェッカーなどを使用して身体にアルコールが残っていないことを確認しましょう。
〇飲酒運転は、運転者以外も処罰の対象!
飲酒運転は、運転者だけでなく、運転者以外の人にも重い処罰があることを知っていますか。
車を運転するおそれのある人にお酒を提供したり、お酒を飲んでいる人に車を提供したり、飲酒運転の車に同乗した場合は、飲酒運転と同様に処罰の対象になります。
〇「ハンドルキーパー運動」で飲酒運転を防止!
ハンドルキーパー運動とは、仲間と車で飲食店に行く場合は、あらかじめお酒を飲まない人(ハンドルキーパー)を決めて、その人が仲間を自宅まで送り届けることです。
お酒を提供する飲食店では「来店客が車で来ていないか」、車で来ている場合は「ハンドルキーパーは誰なのか」を確認して、飲酒運転を防ぎましょう。
〇飲酒運転情報の提供を!
北海道警察では、悪質な飲酒運転を根絶するために「飲酒運転ゼロボックス」により、飲酒運転情報や飲酒運転根絶に向けたアイデアを受け付けておりますので、皆様のご協力をお願いします。
令和7年12月1日
紋別警察署長
柴崎 健太郎