地震に対する備え
石狩平野とその東側に分布する岩見沢丘陵、栗沢丘陵、馬追丘陵との境界付近には、長さ約66㎞と推定される
「石狩低地東縁断層帯」が南北に走っており、全体がひとつの活動区間として活動した場合には、マグニチュード7.9程度の地震が発生する可能性があります。
この断層帯での最新の活動は1739年以後、1885年以前とされ、平均の活動間隔が1,000〜2,000年程度であるため、その対策が必要となっています。
- 緊急地震速報(気象庁)
最大震度5弱以上と推定した地震の際に、強い揺れ(震度4以上)の地域の名称を、その強い揺れが来る前に知らせるもので、発表された場合は
☑ 自宅などの場合
頭を保護し、丈夫な机の下などに隠れる
☑ 集客施設などの場合
係員の指示に従って落ち着いて行動する
☑ 屋外の場合
ブロック塀の崩壊、ビルなどからの落下物に注意する
☑ 自動車の運転中
急ブレーキの禁止。ハザードランプを点灯し、揺れを感じたらゆっくり停止する
等の行動が求められています。(なお、震源に近い地域では揺れに間に合わない場合があります。)
- 平素の備え
○ 家族で一時集合場所、避難場所とその経路を確認しておきましょう
○ 倒れやすい家具は固定したり、その上には物を置かないようにしましょう
○ ガラスの飛散防止対策や、屋外の壁や塀の補強も考えましょう
○ 懐中電灯、常備薬、ティッシュ類など、最低限必要な物を準備しておきましょう
○ 飲料水や食料は最低でも3日分は用意しておきましょう
○ 「災害用伝言サービス」等の使用方法を確認しておきましょう
発電機を室内で使用した場合、排気ガスが充満して一酸化炭素中毒を引き起こす可能性があります。
停電時などに発電機を使用する際は、必ず、窓、ベランダ等から離れた屋外に置き、室内の換気にも十分に注意しましょう。