わが国に滞在する来日外国人の数は、近年の深刻な人手不足を背景とした外国人雇用者の拡大などにより増加傾向にあり、令和元年6月末時点で約282万人と過去最多となっています。
また、翌年に延期された東京オリンピック・パラリンピックの開催を控え、今後、多数の外国人の来日が予想されます。
わが国に存在する不法残留者の数は、令和元年7月1日時点で約7万9,000人とされており、前年と比較して増加傾向にあります。
そして、在留カードを偽造して不法就労をする、在留資格を不正に取得することを目的として偽装結婚をするなど、その手口は悪質・巧妙化しており、このような犯罪に国際的な犯罪組織が関与していることもうかがわれます。
地域の安全を妨げる国際犯罪組織の暗躍を防止するためには、警察や関係機関のみならず、道民の皆さんのご協力が欠かせません。
どんなにささいなことでもかまいません。「おかしいな?」と思ったら、警察に通報してください。
皆様のご理解とご協力をお願いいたします。