はじめに、広尾町内を始めとする道内外で窃盗事件を繰り返した男を今年5月に逮捕し、8月下旬まで捜査を続けた結果、検察庁に送致して捜査を終結することができました。この間、署員が一丸となり粘り強く捜査したことについては、署長として心強く感じるとともに、様々な方からご協力をいただいたことに感謝を申し上げます。
さて、今月は、「秋のヒグマによる人身事故防止」と「秋の全国交通安全運動」について、お話させていただきます。
9月は、ヒグマが冬眠に備えるための季節となり、食料を探して活動が活発になるとされます。入山する際は複数で行動し、クマ鈴やラジオを持つなどしましょう。万が一ヒグマに遭遇した場合には落ち着いて行動し、ヒグマを興奮させないように注意しましょう。
ヒグマの出没情報をよく確認することも大切です。新聞やテレビのほか、広尾警察署のホームページには「クマ出没危険箇所マップ」を掲載しています。ぜひ活用してください。
また、秋の全国交通安全運動は、「夕暮れに 歩行者を照らす 照タイム」をスローガンに、9月21日(日)から9月30日(火)まで実施されます。
秋は日没が早まります。夕方から夜間にかけ、歩行者や自転車の見落としや発見遅れを防ぐため、ドライバーの方は「スピードダウン」と「交差点での安全確認」をお願いします。
自転車を利用なさる方には、「自転車安全利用五則」を改めてお伝えします。
1 車道が原則、左側を通行
歩道は例外、歩行者を優先
2 交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
3 夜間はライトを点灯
4 飲酒運転は禁止
5 ヘルメットを着用
令和7年9月1日
広尾警察署長 澁谷直之

警察署前に咲いたひまわりの花