広尾警察署長の兼平です。
暖かい季節となり、レジャーに出掛けられる方も多くなるかと思われます。車で出掛けられる方は、慣れない旅行先での運転となりますので、交通事故、交通違反には十分お気を付け下さい。
今月は、「悪質商法被害の未然防止」「自転車の安全利用の促進」についてお話しさせていただきます。
まず、「悪質商法等」に遭わないためのポイントは「悪質業者はう・そ・つ・き」です。
【う】・・・うまい話を信用しない。
【そ】・・・そうだんする。
【つ】・・・つられて返事をしない。すぐに契約しない。
【き】・・・きっぱり、はっきり断る。
是非「悪質業者はう・そ・つ・き」の合い言葉で被害を未然に防いでください。
次に、自転車の安全利用についてです。
令和5年中、北海道内の交通事故において、自転車乗車中に亡くなられた方は7人で、前の年よりも5人減少しましたが、自転車が関係する人身事故の件数は、前の年を上回る結果となりました。
「自転車も 歩行者優先 安全走行」のスローガンのもと、次のことにお気を付け下さい。
・ 自転車は「軽車両」であり、車の仲間です。信号や停止場所での一時停止、歩行者優先
など交通ルールをしっかり守ってください。
・ 頭部の損傷は致命傷となったり、重度の後遺症が残る場合があります。事故の衝撃から
頭部を守るため、ヘルメットを着用してください。
・ YouTube 北海道警察公式チャンネル「再確認!自転車の交通ルール」という動画があ
りますので、参考にしてください。
・ 自転車の講習に関し一定の違反行為(信号無視、通行禁止違反等)を3年以内に2回以
上行った場合、公安委員会から自転車運転者講習の受講を命ぜられますので注意願います。
引き続き広尾警察署は、交通死亡事故ゼロを継続するため、各種取組・啓発活動を実施していきますので、管内住民の皆様の御協力をよろしくお願いいたします。
令和6年5月1日
広尾警察署長 兼 平 宜 行
警察署員による被害防止の寸劇