管内概況と沿革
羽幌警察署の管内概況
羽幌警察署は、北海道の北西部、留萌総合振興局の真ん中にあり、日本海沿線を南北に縦断する国道232号線沿いに位置します。羽幌町を構成する天売、焼尻両島（天売・焼尻国定公園）を含め、２町１村を管轄し、札幌から208km、旭川まで138km、留萌まで50kmの距離です。
羽幌警察署の沿革
明治20年５月１日、苫前郡苫前村に、増毛警察署苫前分署が設置され、苫前村、羽幌村、初山別村、遠別村、天塩村、上川郡の内名寄村を管轄することからはじまります。明治28年４月、羽幌村に巡査駐在所が新設され、明治29年２月巡査部長派出所となりました。明治32年８月14日、増毛警察署苫前分署から独立して、増毛警察署羽幌分署となり、明治33年２月増毛警察署苫前分署は廃止されました。
大正15年７月１日、増毛警察署羽幌分署から、羽幌警察署に昇格しました。
昭和23年３月７日、警察法の施行に伴い、羽幌町を管轄する羽幌警察署と、苫前町、初山別村、天売村、焼尻村、小平村、鬼鹿村を管轄する国家地方警察羽幌地区警察署が設置されました。
昭和29年７月１日、北海道警察組織条例の公布により、羽幌警察署と羽幌地区警察署は北海道警察に統合され、署名を北海道旭川方面羽幌警察署と改称し現在に至っています。
