中央警察署のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
6月に入り、管内を観光に訪れる方々が多くなってきたと感じておりますが、これからの時期は、「YOSAKOIソーラン祭り」をはじめ、様々なイベントが予定されており、雑踏事故をはじめ、各種事故の防止に万全を期して参りたいと考えております。
それでは私から、次の3点についてお願いいたします。
1 北海道警察官の募集について
令和7年度(第2回)北海道警察官採用試験の概要は次のとおりです。
○ 採用予定 250名程度
男性A区分 40名程度、男性B区分 140名程度
女性A区分 20名程度、女性B区分 50名程度
○ 受験資格 A区分~学校教育法による大学(短期大学を除く。)等を卒業した者
(学歴) (令和8年3月末日までに卒業見込みの者を含む。)
※ 高度専門士の称号を取得又は令和8年3月末日までに取得見込みの者を含む
B区分~A区分以外の者
○ 年 齢 平成5年4月2日から平成20年4月1日までに生まれた者
(令和8年4月1日現在で18歳以上33歳未満)
警察官の仕事は、交番勤務や犯罪捜査、防犯活動、交通指導取締、災害救助等多岐に渡ります。仕事のやりがいはもちろんのこと、私生活の充実も大切にしており、休暇や給料、育児や介護との両立等、私生活も充実させたい方にとって魅力あふれる組織です。
各種説明会やイベントを開催していますので、まずはこれらに参加していただき、リアルな道警を知っていただきたいと思います。少しでも興味がある方は、中央警察署(代表電話011-242-0110)まで、お問合せください。
2 不法就労・不法滞在防止のための理解と協力の確保について
国内企業等における外国人雇用の増加が予想されますが、一部の外国人による不法滞在や不法就労などの犯罪増加が懸念されます。
在留カードを偽造して不法就労したり、在留資格を不正に取得することを目的として偽装結婚をするなど、手口は悪質・巧妙化しており、このような犯罪に国際的な犯罪組織が関与していることもうかがわれます。
地域の安全を妨げる国際犯罪組織の暗躍を防止するためには、道民のみなさんのご協力が欠かせません。どんなささいなことでも構いませんので、「おかしいな?」と思ったら、警察に通報してください。
2 薬物乱用の防止について
覚醒剤や大麻などの薬物を乱用すると、身体や精神がボロボロになり、記憶障害や人格変化により、以前と同様の生活を続けることができなくなるばかりか、場合によっては死に至ることもあります。
また、薬物乱用は周囲の大切な人を巻き込むこととなるだけでなく、幻覚や妄想による殺人、薬物の購入代金欲しさによる強盗や窃盗、重大な交通事故など取り返しのつかない事件につながるおそれがあり、社会全体に被害を与えます。
昨今、SNS等において、依存性や危険性はないというような誤った情報が見受けられますが、一度でも違法薬物に手を出してしまうと、その強い依存性によって、自分の意思では止めることができなくなります。
もし違法薬物を勧められたり、誘われるようなことがあれば、キッパリと断ってください。薬物に関するご相談は、最寄りの警察署にお願いします。
3 二輪車の交通事故防止について
○ スピードの出し過ぎは、カーブで曲がりきれずに路外逸脱事故などに繋がるおそれがあり、無理な追越しは正面衝突を引き起こす要因になります。
また、ちょっとした路面の変化によりバランスを崩し、転倒してしまうおそれがありますので、交通ルールやマナーをしっかり守りましょう。
○ バイクは車体が小さく、他の車のドライバーからは、ミラー等の死角になって見落とされたり、距離感や速度感覚がわかりにくくなります。運転する際には、前の車両とは車間距離をしっかりとり、自動車の死角にならないよう走行しましょう。
○ バイク仲間とツーリング中に無理な運転をして交通事故を起こすことが考えられます。仲間とツーリングをする際には、仲間同士でゆとりをもった計画を立てることや、仲間から離れてしまった場合の集合場所をあらかじめ決めておくことが大切です。
以上となりますが、管内の治安を守るため、署員が一丸となって各種業務に取り組んでまいりますので、引き続き、皆様のご支援をお願いいたします。
令和7年6月
札幌方面中央警察署長
高橋 俊彦
このページの先頭へ