中央警察署のホームページにアクセスいただき、誠にありがとうございます。
令和7年3月24日付で中央警察署長に就任いたしました高橋俊彦です。中央警察署は二度目の勤務となりますが、管内の治安維持に努めて参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、管内では雪解けが進みいよいよ春らしくなると思いますが、4月は新入学、進学の時期です。可愛らしい新入学児童の子どもたちが事故に遭わず、安全に通学できるよう地域の皆様で見守っていただきたいと思います。
それでは、私から次の点についてお知らせします。
1 自転車には防犯登録とツーロックを
これから雪解けを迎えると、自転車を利用する機会が増えるとともに、自転車の盗難被害が増加し ます。自転車を盗難被害から守るため、自転車には備付け錠のほか、丈夫なU字型錠等で「ツーロック」をして盗難被害を防止しましょう。
また、万が一、被害に遭ったときのため、自転車の防犯登録をしましょう。
2 若年層の性暴力被害予防対策の推進 ~性暴力を、なくそう。~
性暴力は、あってはならないものです。被害者の尊厳を著しく傷つける重大な人権侵害です。年齢・性別にかかわらず、また、身近な人の間でも起こります。つらいこと、不安なことについては一人で抱え込まず、家族や警察に相談しましょう。
3 春のヒグマによる人身被害の防止 ~ヒグマとの事故を防ぐために~
野山には一人で入らず、複数で行動するとともに、クマ鈴やラジオ等を持ち、会話しながら、人の存在を知らせましょう。
ただし、人由来の食物を口にしたことがあるヒグマは、人の出す音を聞き、近づいてくるなどの例外もありますので注意が必要です。
また、ヒグマは、市街地、公園、河川敷など、身近な場所にも潜んでいる可能性があります。自治体のホームページや、新聞やテレビ等で、ヒグマの出没情報等を確認しましょう。
4 山菜取りによる遭難の防止 ~慣れた山にも 隠れた危険が!~
例年、山菜を求めて入山し、山中で道に迷ったり、沢に転落する事故が発生しています。慣れた山 でも、油断による「危険な落とし穴」があることを忘れず、次の点に注意しましょう。
行き先を家族に伝える
無理に山奥に入らない
単独での入山は避ける
目立つ色の服装で入山する
携帯電話やホイッスルを持つ
5 春の全国交通安全運動の実施
4月6日(日)から4月15日(火)までの間、春の全国交通安全運動が展開されます。
新入学の時期を迎え、新1年生の登下校が始まります。通学路では、こどもの飛出し等が予想さ れることからスピードダウンを徹底し、予測運転に努めましょう。
さらに、横断歩道は歩行者が優先です。歩行者とドライバーが手を挙げるなどの合図をして相互に 意思疎通を図る「ハンドサインでストップ運動」を実践しましょう。
以上となりますが、中央警察署では管内の治安を守るため、署員が一丸となって各種活動に取り組んで参りますので、引き続き、皆様のご支援をお願いいたします。
令和7年4月
札幌方面中央警察署長
高橋 俊彦
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