環境犯罪についての情報を求めています。
違反情報の主な事例
★山林や原野など工事もしていないところに、木くずやコンクリート破片などの建設廃材
を積載したダンプが出入りしている。
★山間や沢地などの火気のないところから何かを燃やしたような煙が上がっている。
★建設会社が自社敷地内に穴を堀り廃材を埋めていた、又は穴で廃材を燃やしていた。
★高山植物が自生する山岳に雨天などの悪天候であるにもかかわらず入山していった。
★降雪期に自然公園内のスノーモービルなどの乗り入れが規制されている地区でスノーモ
ービルを運転している。
🔶やめよう環境犯罪
北海道の自然環境を破壊する廃棄物の不法投棄事件などを「環境犯罪」と呼び、北海道
警察では強力な取締り進めています。
将来の子供や子孫に美しい国土を引き継ぐため「環境犯罪」に目を光らせましょう。
🔶破壊される環境
北海道は多くの動植物が生息する自然豊かな地域であり、これは世界に誇る財産です。
しかし、このような山林や原野などに大量の廃棄物を捨てたり、建設廃材や木くずなど
を野焼きして青酸カリの数千倍の毒性を持つダイオキシンを発生させたりなどすることは
、地球の環境を破壊することにつながるのです。
🔶廃棄物の不法処理状況
産業廃棄物事件の多くは、建設関係者による木くず、コンクリート片などの不法投棄や
農業関係者によるビニールフィルムなどの野焼き(焼却禁止違反)ですが、無許可業者に
廃棄物の処理を委託するような事件も発生しています。
また一般廃棄物の不法投棄や野焼き(償却禁止違反)も依然として後を絶ちません。
🔶巧妙化する不法投棄の手口
不法投棄事件の手口としては、
〇人目を避けて、夜間や早朝に捨てる
〇人里離れた山間部に捨てる
〇捨てた後すぐに土砂で覆って隠す
など巧妙化しています。
また、許可がないのに廃棄物処理を請け負い、これを山林や原野などに捨てたり、他人の
土地などにそのまま放置するという悪質な事件も発生しています。
🔶一人ひとりが環境を守る心がけを
破壊された環境を取り戻すには長い年月と莫大な費用がかかります。
私たち一人ひとりが自然環境を守るため、身近なところから環境浄化に努めましょう。
🔶滅びゆき希少野生動植物
北海道には、エゾシマフクロウ、タンチョウ、ヒグマなどの野生動物や多くの種類の高山
植物が自生しており、その生息地や群生地の多くは国立、国定公園内です。
自然あふれる北海道を将来の子供や子孫に引き継ぐため、これらの希少野生動植物の保護
に努めましょう。
Q 野焼きって犯罪なの?
A 野焼きは犯罪です‼
平成16年5月18日から罰則が強化されました。
個人での罰則は懲役5年以下又は1000万円以下の罰金又はその併科。
法人であれば最高1億円の罰金刑に処せられます。
●家庭のゴミや事務所から出る弁当がらや紙くずなど、ごく少量のものでもドラム缶や簡易
焼却炉で燃やすことは違法となります。
●どんど焼きや農作業として稲わら、もみがらを燃やすことは、風俗習慣、宗教上必要な焼
却、農林水産業を営むための必要な焼却として一部罰則から除かれています。
旭川市1条通25丁目487番地の6
北海道警察旭川方面本部生活安全課
電話0166-35-0110
〒078-8511
旭川市1条通25丁目487番地の6
TEL 0166-35-0110