「署長からのメッセージ」
年末を迎え寒さが一段と厳しくなる季節となりましたが、厚岸町・浜中町の皆様はいかがお過ごしでしょうか。
先月は、厚岸町で牡蠣まつりが開催され、多くの来場者で賑わいましたが、大きな事件事故はなく、無事に終了いたしました。
また、「冬の交通安全運動」が実施され、町民の皆様と一体となって交通安全活動を推進した結果、管内で重大な交通事故の発生はありませんでした。
しかしながら、冬季は道路状況が急激に変化いたしますので、引き続きスピードダウンの徹底と全席シートベルトの着用により、安全運転をお願いいたします。
さて、年末は飲酒の機会が増える時期でもあります。
飲酒運転をしない・させないために、以下の点について注意してください。
- 飲酒運転は悪質な犯罪!
飲酒運転は、悪質、危険な犯罪です。
飲酒は安全運転に必要な情報処理能力、注意力、判断能力を低下させ、運転に大きな影響を及ぼし、重大事故に繋がる危険を高めます。
一人一人が「飲酒運転をしない、させない、許さない、そして見逃さない」ことを強く意識して、北海道から飲酒運転を根絶しましょう。
また、二日酔いでの運転も「飲酒運転」になります。アルコールチェッカーなどを使用して身体にアルコールが残っていないことを確認しましょう。
- 飲酒運転は、運転者以外も処罰の対象!
飲酒運転は、運転者だけでなく、運転者以外の人にも重い処罰があることを知っていますか。
車を運転するおそれのある人にお酒を提供したり、お酒を飲んでいる人に車を提供したり、飲酒運転の車に同乗した場合は、飲酒運転と同様に処罰の対象になります。
- 「ハンドルキーパー運動」で飲酒運転を防止!
ハンドルキーパー運動とは、仲間と車で飲食店に行く場合は、あらかじめお酒を飲まない人(ハンドルキーパー)を決めて、その人が仲間を自宅まで送り届けることです。
お酒を提供する飲食店では「来店客が車で来ていないか」、車で来ている場合は「ハンドルキーパーは誰なのか」を確認して、飲酒運転を防ぎましょう。
- 飲酒運転情報の提供を!
北海道警察では、悪質な飲酒運転を根絶するために「飲酒運転ゼロボックス」による飲酒運転情報や、飲酒運転根絶に向けたアイデアを受け付けておりますので、皆様のご協力をお願いします。
令和7年12月1日
厚岸警察署長
大谷 秀明