地域住民の皆様には、日頃より警察業務にご理解とご協力をいただき、厚くお礼申し上げます。
さて、9月21日(日)から30日(火)までの10日間、「秋の全国交通安全運動」が実施されます。
スローガンは、『夕暮れに、歩行者を照らす「照(ショウ)」time(タイム)』です。

横断歩道が近くにある場合は、必ず横断歩道を使いましょう。
横断する意思をドライバーに伝えるため、手を挙げるなどの合図をすることが効果的です。

反射材を身につけると、ドライバーからの視認距離が伸びて歩行者の存在を知らせることができます。それに白や黄色など明るい色の服は、夜間でも目立ちやすくドライバーから発見されやすくなります。
アルコールは、たとえ少量でも脳の働きを麻痺させ、安全な運転に必要な判断力や注意力を低下させます。「飲んだら乗るな」「乗るなら飲むな」を徹底しましょう。
また、運転者だけでなく、酒を提供した人や同乗者も厳しく罰せられます。

運転中はスマートフォンの操作を絶対にやめましょう。電話をする場合は、安全な場所に停車してからにしましょう。

これからの季節は日没が早まり、急激に視界が悪くなります。ドライバー、歩行者ともに互いの存在に気づきにくい時間帯ですので、「早めのライト点灯を心がけましょう」「ハイビームを効果的に活用しましょう」。

スピードの出しすぎは重大事故の最大の原因の一つです。

シートベルトは交通事故の被害を軽減する上で最も効果的な「命綱」です。ご自身のため、大切なご家族や同乗者の命を守るため、車に乗ったら全員が必ずシートベルトを締めましょう。
住民の皆様一人ひとりの交通安全への意識と行動が、悲しい事故を未然に防ぎ、地域全体の安全につながります。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
旭川中央警察署長
渡邊 友之