署長あいさつ
着任から早いもので約１か月がたちましたが、最近では段々と日の暖かさも感じられ、過ごしやすい季節となりました。
４月中、４月６日（土）から４月15日（月）までの10日間に渡り「春の全国交通安全運動」の実施に際し、ご協力、ご支援いただきました皆様にこの場をお借りして感謝申し上げます。
苫小牧警察署では引き続き、関係機関や団体の皆様と連携して、通学路や交差点等における交通取締りやレッド走行等の街頭活動、交通ルールの遵守等に関する啓発活動を強化し、管内の交通安全に署員一丸となって全力で取り組んで参ります。
さて、気温が高くなり、当署管内においても自転車による交通事故が増えてまいりました。
令和５年中、北海道において自転車乗車中に亡くなられた方は７人で、前年よりも５人減少しましたが、自転車が関係する人身事故は1,300件以上発生するなど前年を上回る結果となっております。
自転車に乗車する際、大切な命を守るために、次の２つのことを守っていただきたいと思います。
１つ目は『交通ルール・マナーを守る』ことです。
自転車は子供から高齢者まで幅広い世代で使用される乗り物でありますが、交通ルールやマナーを守らなければいけません。
自転車は「軽車両」であり、車の仲間です。
信号や停止場所での一時停止、歩行者優先など交通ルールをしっかり守り、交通事故防止に努めましょう。
２つ目は『ヘルメットを着用』してください。
令和５年４月１日から自転車利用者に対するヘルメット着用が努力義務となりました。
頭部の損傷は致命傷となる場合があります。
事故の衝撃から頭部を守るため、必ずヘルメットを着用しましょう。
自転車に乗る際は、事故を起こさないよう、事故に遭わないよう、気をつけて外出を楽しんでください。
ご協力をよろしくお願いいたします。
令和６年５月
苫小牧警察署長
葛󠄀 西 浩 司
