■ 薬物による影響
覚醒剤や大麻などの薬物を乱用すると、身体や精神がボロボロになり、人間らしい生活を営むことができなくなるばかりか、場合によっては死に至ります。
また、幻覚や妄想による殺人事件や、薬物の購入代金欲しさによる強盗事件などを犯したり、重大な交通事故を引き起したりするなど、乱用者本人のみならず、周囲の人、さらには社会全体に対しても取り返しのつかない被害を及ぼしかねません。
■ 脱法ドラッグ(危険ドラッグ)
「合法ハーブ」などと称されて販売されている脱法ドラッグについても、合法と称しているにもかかわらず、麻薬や指定薬物などの違法な薬物が混入していたり、人体に悪影響を及ぼす薬物が含まれている商品が多く、これらを吸引して意識障害や呼吸困難を引き起こし、救急搬送される事案が全国各地で多発しています。
■ 大麻草
道内には野生大麻草が自生している地区が多くあり、住宅街の脇に生えていることも珍しくありません。
大麻草が生えているのを見つけたり、大麻草の群生地を知っている方は、警察への通報をお願いします!
大麻の検挙人員、押収量は高水準で推移しています。
特に若者の間ではファッション感覚で大麻を使用する者が増加しており、気軽に大麻使用を誘ってくる魔の手があなたの周りにも忍びよっています。
■ 薬物乱用の防止
薬物の手はあなたの周りにも忍びよっており、一度だけという好奇心や遊びのつもりでも、薬物の強い依存症によって、自分の意志でやめることができなくなります。
北海道警察では、薬物密売犯罪組織の壊滅をはじめ、関係機関との連携を強化して、覚醒剤などの密輸入の阻止、密輸グループなどの摘発と組織壊滅に全力を挙げています。