北海道にも、本格的な夏が到来します。
登山やキャンプ、川遊びや海水浴など、山や海へお出かけになる機会が増える時季となりましたので、遭難や水難には十分御注意ください。
また、行楽シーズンのドライブには、疲労が伴います。休憩をしっかりと取るなど、事故防止に特段の御配慮をお願いいたします。
- 令和7年度(第2回)北海道警察官採用試験
北海道警察官募集中「北海道は私たちが守る」
- ⑴ 採用予定人数
250名程度
- ⑵ 仕事内容など
- ア 「北海道は私たちが守る」
- 警察官の仕事は交番勤務や犯罪捜査、防犯活動、交通指導取締、災害救助等多岐に渡ります。自身の特技・個性を活かして、北海道を一緒に守りませんか?
- イ 「ON、OFFのある職場!仕事も私生活も充実!」
- 北海道警察は仕事のやりがいはもちろん、私生活の充実も大切にする組織です。
休暇や給料、育児や介護との両立等、私生活も充実させたい方にとって魅力あふれる組織です。
- ウ 「まずは北海道警察について知ろう」
- 北海道警察では、WEBや対面型等、各種説明会やイベントを開催しています。
まずは説明会やイベントに参加して、リアルな道警を知ることから始めましょう。
説明会の案内は、北海道警察ホームページや採用センターのSNSを御覧ください。
- 夏の交通安全運動の実施
長距離は ひといきついて 心にゆとりとやさしさを
夏の交通安全運動は7月13日(日)から22日(火)の10日間実施され、運動重点は
- ⑴ 飲酒運転の根絶
- ⑵ 自転車利用時のヘルメット着用と自転車・バイクの交通事故防止
- ⑶ スピードダウンと全席シートベルト着用の徹底
- ⑷ こどもを始めとする歩行者の安全確保と高齢運転者の交通事故防止
となります。
- ドライバーの皆さんへ
- スピードの出し過ぎや無理な追越しは、正面衝突や路外逸脱事故など重大な交通事故に直結します。交通ルールをしっかり守り、安全運転に努めましょう。
- 車に乗ったら、全ての座席でシートベルトを着用しましょう。
- 長時間の運転は運転者の注意力を散漫にし、交通違反や居眠り運転等に繋がり重大な交通事故を招く可能性があります。長時間運転する際は適宜休憩して、眠気を感じたら無理な運転の継続はやめましょう。
- 自転車利用者の皆さんへ
- 昨年11月から、ながらスマホや酒気帯び運転など、自転車の危険な運転に新しく罰則が整備されました。自転車に乗るときは、信号や一時停止、歩行者優先などの交通ルールをしっかり守り、万が一の事故のとき、衝撃から頭部を守るため、必ずヘルメットを着用しましょう
- 歩行者の皆さんへ
- 斜め横断や信号無視、無理な横断は大変危険な行為です。横断歩道を利用し、信号を遵守するなど、交通ルール・マナーを守りましょう。
信号機のない横断歩道は歩行者優先です。歩行者とドライバーが手を上げるなどの合図をして相互に意思疎通を図る「ハンドサインでストップ運動」を実践しましょう!
- 飲酒運転の根絶
飲む前に 車じゃないよね? 再確認
- 飲酒運転は重大な犯罪!
- 飲酒は車の安全な運転に必要な運動機能や判断能力の低下につながるなど重大な交通事故に直結します。「少しの距離だから」「事故を起こさなければ」という身勝手な甘い考えが悲惨な事故を招くことになります。飲酒運転による交通事故を起こした場合、被害者や自分自身はもちろん、両方の家族にも精神的、社会的、経済的に大きな影響を与える結果となり、その代償は計り知れません。
飲酒運転をなくすためにも、ドライバー自身が飲酒運転は絶対にしないという規範意識を持つことはもちろん、道民一人一人が飲酒運転を許さない環境を作ることが重要です。
- 飲酒運転根絶の日
- 「7月13日」は、平成26年に小樽市の海水浴場付近において、飲酒運転により4人が死傷した交通事故が発生した日であり、北海道飲酒運転根絶条例により「飲酒運転根絶の日」と定められています。飲酒運転は悪質危険な犯罪であり、凄惨な交通事故を風化させず、皆さん一人一人が「飲酒運転をしない、させない、許さない、そして見逃さない」という強い気持ちを醸成することが大切です。
- 飲酒運転を助長する犯罪の防止!
- ・ 車両提供罪(飲酒運転するおそれのある人に車両を提供すること)
- ・ 酒類提供罪(飲酒運転するおそれのある人に酒類を提供すること)
- ・ 同乗罪(飲酒運転する車両に同乗すること)
をした場合も罰せられ、運転免許を持っていた場合、行政処分を受けることがあります。 - 夏山遭難の防止
「乾く前に 水分・塩分 熱中症予防」
- 無理のない計画を立て登山計画書を提出しましょう。
- 登山技術、体力、経験に応じた山を選ぶなど無理のない計画を立て、登山計画書を作成して、家族や職場等に渡すほか、最寄りの警察署又は交番・駐在所に提出しましょう。
- こまめな水分と塩分の補給を行い、熱中症を予防しましょう。
- 汗を大量にかくと、体内の水分とともに塩分やミネラルも奪われてしまいます。
手早く水分や塩分を一緒に補給できるスポーツドリンク等でこまめな水分補給を行い、熱中症を予防しましょう。
- 複数人による登山を心掛けましょう。
- 事故の遭遇時に対応できるよう、経験豊富なリーダー等と一緒に登山しましょう。
- 携帯電話を持ちましょう。
- 万全の装備と余裕ある食料等を準備しましょう。
- 装備不備や食料不足が最悪の事態を招くおそれがあります。急激な天候の変化にも耐えることができる十分な装備と、停滞時に備えた食料や燃料等を準備しましょう。
- 気象情報の確認をしましょう。
- 入山前には必ず天気予報を確認し、天候の悪化が予想される場合は、登山を中止しましょう。また、途中で天候が悪化した場合は、すぐに引き返すなど安全な登山に努めましょう。
- 水難の防止
「夏の海 少しの油断が 事故のもと」
- 指定された遊泳区域内で泳ぎましょう。
- 遊泳区域外では、急な深みなどがあり多くの危険性が潜んでいます。潮が沖に流れていく離岸流もあるので注意しましょう。
- 子供から目を離さないようにしましょう。
- 波の力で倒れたり、沖に流される危険があります。保護者の方は、水辺で遊ぶ子供から目を離さず、近くにいるようにしましょう。
- 体調不良時や飲酒後は泳がないようにしましょう。
- 体調不良時やお酒を飲んだ後は、呼吸が乱れやすく溺れる危険性があるので泳がないようにしましょう。
- 釣りをする時は必ず救命胴衣を着用しましょう。
- 高波時の防波堤や滑りやすい岩場、流れが速い岸辺などには近づかず、安全な場所で行いましょう。
- 水上オートバイで遊泳区域に入らないようにしましょう。
- 危険な運転はせず、必ず救命胴衣を装着して安全航行に努めましょう。
令和7年7月
美幌警察署長 小 林 伸 也