3月になりました。
今年は2月としては半世紀ぶりの暖かさがあったり、1月には週末に約70㎝もの雪が一気に降ったりと、非常に大変な冬を迎えておりますが、一時期よりも日も長くなり、春の足音・息吹を感じさせる時期となりました。長い冬が終わりに近付き、新緑眩しい春が待ち遠しい今日この頃です。
さて、北海道警察では令和6年度第一回採用試験の申込受付が3月1日(金)から3月29日(金)まで行われます。約250名の警察官を採用する予定です。
警察官の仕事は交番勤務や犯罪捜査、防犯活動、交通指導取締、災害救助等多岐に渡ります。特技や資格がある方はもちろん、どんな方でも自身の個性を活かすことができます。
今まで知らなかったやりがいがここにあります。
悪は許せない、やりがいある仕事がしたい、大好きな北海道で働きたい、働きながら自分の成長を感じたい、そうした情熱を持つ方、道民の皆さんの安全と安心を守るために一緒に働きましょう。
北海道警察では、WEBや対面型など各種説明会を開催しております。
小樽警察署でも、皆様の質問や疑問へ積極的にお答えして参ります。
説明会の案内は、ホームページや採用センターのSNSを御覧ください。
次に、除雪に伴う事故の防止についてお願いです。
春が近づくと例年、寒暖の差が大きくなって屋根からの落氷雪や雪崩が起きやすくなり、屋根やハシゴなど高所からの転落事故が多くなってきます。
こうした事故から身の安全を守るために、作業する時は看板やロープ等により歩行者に注意喚起をしていただく、また雪下ろし中には補助者を置く、命綱や安全帯を装着するなどして身の安全を確保してください。
毎月お願いをしておりますが、今回も交通事故防止についてです。
春が近付いているとはいえまだ3月ですから、不意の大雪や強風が起きて、ホワイトアウトや路面凍結など真冬の様相を呈すことがあります。
こうしたときには、特に橋の上やトンネル内、山間で日陰となっている場所はアイスバーンで滑りやすいこと、ポカポカ陽気で雪山の陰から高齢者や子供達が突然出てくることもあるため、予めそうした可能性を予測・察知して、「実勢速度を下げた運転」、「車間距離を確保した運転」、「急発進・急制動・急ハンドルなどを避ける運転」に十分注意をして下さい。
小樽警察署長 佐藤 伸治