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北海道警察本部TEL.011-251-0110

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本部長今月の話題Topic of the general manager this month

北海道警察本部長 山岸 直人

令和2年2月「 サイバー空間の脅威に対する社会全体の対処能力の強化 」


 暦の上では、春を迎える時季となっておりますが、北の大地では、まだまだ余寒の厳しい日が続いております。
 毎年2月1日から3月18日までの期間は、政府が「サイバーセキュリティ月間」と定めており、道警察においても、サイバー犯罪の被害防止に向けた啓発活動を推進しています。

 スマートフォン等の普及により、インターネットは、現在、国民の約8割が利用していると言われています。これら移動通信システムの発展は、人と人を繋げるだけではなく、モノを繋ぐIoT(Internet of Things)へと進化し、AI(人工知能)や5G(第5世代移動通信システム)との連動によって、新たな生活価値やスタイルを見いだそうとしています。

 一方で、コンピュータウィルスの蔓延や違法・有害情報の拡散等、サイバー空間の脅威は、インターネット社会の広がりとともに深刻化しています。

 身近なサイバー犯罪の手口としては、オンラインショップ詐欺やクレジットカードの不正利用、また、嘘の警告画面等を表示させて金銭をだまし取る詐欺などが挙げられます。
 一昨年から昨年にかけては、大手有名企業や金融機関を装ったメール(SMS等)・偽サイトから不正アプリをダウンロードをさせられたり、ID・パスワード等を盗まれて多額の買い物をされるなどの被害が多数発生しました。
 昨年秋以降は、全国的に「インターネットバンキングによる不正送金被害」や「マルウェア「Emotet(エモテット)」の感染被害」が急増しました。
 こうした犯罪は、インターネットを利用する方であれば、誰もが巻き込まれるおそれがあるものと言えます。犯罪の手口は、一部内容を変えたり、一定期間を置いたりして、繰り返し発生している傾向がありますので、こういった情報を少しでも知っておくことで、被害防止に繋げていくことができます。

 道警察では、引き続き、サイバー空間の安全を確保するため、取締りや防犯活動に取り組んでまいります。
 皆様におかれましては、サイバー犯罪の被害に遭わないよう、
  • 身に覚えのない添付ファイルやURLを安易に開かない
  • OSを最新に/セキュリティソフトをインストールする
  • IDやパスワードは他人に教えない
などの基本的な対策に努めていただきますようお願いします。セキュリティーによりウイルスから守られているパソコンのイラスト