本文へスキップ

北海道警察本部TEL.011-251-0110

〒060-8520 札幌市中央区北2条西7丁目

本部長今月の話題Topic of the general manager this month

北海道警察本部長 山岸 直人

令和元年6月「 夏山遭難の防止 」

 初夏を感じさせる爽やかな風が吹き抜け、北海道も観光シーズンを迎えました。
 アウトドアブームや健康志向で、登山を楽しまれる方も多い中、道警察では山岳パトロールの実施や、ホームページによる安全登山情報の発信を行い、山岳遭難の防止を広く呼びかけているところです。

 本格的な夏山シーズンを迎えるにあたり、これからの北海道の山を安全に登る上で注意すべき点についてお話しします。
  道内では近年、毎年100件を超える山岳遭難が発生しており、過去5年間の発生状況を見ますと、6月から8月にかけての3か月間で全体の4割近くを占めています。
  遭難の原因別では、道迷い、転倒、滑落が全体の約6割を占めており、事前の登山計画に無理があったり、体力や技術、装備が不十分であった事案も散見されるなど、油断や過信が事故を招く場合もあります。

 北海道は緯度が高いことから、標高2,000メートル級の山でも気候は本州の3,000メートル級の山に匹敵するといわれ、夏でも山中の気温が0度近くまで下がることもありますので、しっかりとした防寒対策が必要です。
ほくとくんが登山しているイラスト
 入山に際しては、
  • 自分の力量に応じたゆとりのある登山計画
  • 天候の急変等に対応できる十分な装備
  • 家族や職場、警察署等への登山計画書の提出
  • 道迷い遭難防止のため、GPS機器の活用
  • 万一に備えた携帯電話やアマチュア無線機などの携行
  • ヒグマとの遭遇を避けるためホイッスルや鈴などの携行
などに留意し、安全で楽しい登山をしてください。