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TEL. 0124-22-0110

〒075-0031 芦別市南1条東2丁目12-12

署長あいさつ

    
《芦別市のみなさん 詐欺に御用心を》 

 全国、全道的に、スマートフォンでインターネット上にある投資の詐欺広告をクリックしてしまった、あるいは著名人をかたる者からのもうけ話の電子メールが届いたので 開いてしまったことが切っ掛けで、インターネット上で共通の趣味や話題での情報交換などによって社会的交流ができるサービス(いわゆるSNS)で投資話をもちかけられ、高額のお金をだまし取られる被害が後を絶ちません。
 また、パソコンを使用中にウイルスに感染したとの偽の警告画面を表示させ、ウイルスを除去する名目でお金をだまし取るサポート詐欺、実在する会社をかたり架空の未納料金を請求する架空料金請求詐欺、警察官をかたるオレオレ詐欺なども同様に相談や被害の届出が後を絶ちません。
  犯人とのやり取りの多くは、直接顔を合わせることはなく、主としてSNS、電子メールや電話です。
 犯人は、「絶対に利益が出る。」とうまい話をもちかけ、あるいは身に覚えのない未納料金の請求を突きつけて、巧妙な話術で焦らせ・せかし・たたみかけ、お金をだまし取ります。
 芦別市のみなさん、私たちは犯人のテクニックにだまされないための備えが必要です。
 まずは、身近な情報源のテレビや新聞などで取り上げられている特殊詐欺など詐欺のニュースに関心を持つことです。
 そして、うまいもうけ話に、突如として当選したお金を引き出すために、身に覚えのない未納料金を支払うために、 あなたの大事なお金を振り込むよう焦らされたときに、一人で決断せず、御相談できる相手を作っておくことが大切です。
 警察では、みなさんの備えに役立だててもらうため、街頭啓発活動や交番や駐在所のミニ広報紙などで注意を呼びかけたり、気軽に相談できる警察相談専用電話「#9110」やスマートフォン利用者用に防犯アプリケーション「ほくとポリス」を用意しております。
 是非、御活用してみてはいかがでしょうか。

《自転車も 歩行者優先 安全走行》

 春の到来とともに、通勤・通学、ちょっとしたお買い物、お友達や知人とのお出かけの足として自転車を利用される方が多く見られる時季になりました。
 自転車は、こどもから高齢者まで幅広い世代で利用される乗り物ですが、利用者が交通ルールやマナーを守らないと重大な交通事故を起こしてしまうおそれがある乗り物です。

 道路における交通ルールを定めた道路交通法では、自転車は「軽車両」と位置づけられ、車の仲間です。
 自転車を利用するときは、「歩行者を優先」「交差点では信号と一時停止を守る」「夜間はライトを点灯」といった交通ルールを守り、交通事故の防止に努めてください。
 また、万一に交通事故の当事者になったとき、頭部の損傷は致命傷となったり、重度の後遺症が残る場合があります。

 事故の衝突から頭部を守るため、自転車利用時にはヘルメットの着用に努めましょう。


                             令和6年5月
                             芦別警察署長
                             佐々木 好明