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小学生の交通事故実態
 
過去5か年(平成23年度〜27年度)の交通事故統計からわかったこと
横断歩道を渡る小学生のイラスト


北海道警察本部交通企画課
目次
第1  小学生数の推移 子供の飛び出しのイラスト
第2  小学生の死傷者の推移
第3  小学生の交通事故実態
 学年別発生状況
 状態別発生状況
 歩行中の交通事故実態
(1) 学年別・男女別発生状況
(2) 月別発生状況
(3) 時間別発生状況
(4) 事故(行動)類型別発生状況
(5) 違反別発生状況
(6) 自宅からの距離別発生状況
 自転車乗用中の交通事故実態 信号待ちのイラスト
(1) 学年別・男女別発生状況
(2) 月別発生状況
(3) 時間別発生状況
(4) 事故(行動)類型別発生状況
(5) 違反別発生状況
(6) 自宅からの距離別発生状況
 自動車同乗中の交通事故実態
(1) 月別発生状況
(2) 曜日別発生状況
(3) シートベルト着用状況
 
第4  子どもたちを交通事故の被害から守るために

注:

人口統計以外は、年度(各年4月1日〜翌3月31日)で集計しています。

 新学期を迎え、学校や家庭での交通安全教育に役立つよう、北海道における過去5か年の人身交通事故のうち、小学生、特に新入学児童に着目して統計をまとめました。
事故実態のPDF版(766KB)を見る>>>

 
第1 小学生数の推移
 道内の人口の減少に伴い、小学生数も減少しており、人口に占める小学生の構成率は、緩やかな減少傾向で推移している。
小学生数の推移のグラフ
 
第2 小学生の死傷者の推移
 平成27年度の小学生の死傷者は、減少傾向から増加となっている。
 全死傷者に占める小学生死傷者の構成率は、平成27年度は横ばいから増加している。
小学生の死傷者の推移のグラフ
 
第3 小学生の交通事故実態(過去5か年:平成23年度〜平成27年度)
 小学生の交通事故による死傷者数は、死者8人、傷者1,854人となっている。
 学年別発生状況
 ○ 傷者は1年生と2年生が最も多く、死者は各学年とも1〜2人となっている。
学年別発生状況のグラフ
 状態別発生状況 
 状態別死傷者は、
 歩行中は1年生、自転車乗用中は3年生、自動車乗車中は4年生が最も多い。
状態別発生状況のグラフ
 
 歩行中の交通事故実態(過去5か年:死者3人、傷者542人の特徴)
 
 1年生男子が最も多く被害に遭っている。
 1年生、2年生以上ともに9月と10月が多い。
 登下校時間帯となる7〜8時、14〜17時が多い。
 道路横断中の事故が多い。(80.4%)
 小学生側に違反があることも多く、「飛び出し」が最も多い。(59.0%)
 自宅から500メートル以内での事故が最も多い。(64.0%)
(1)  学年別・男女別発生状況:1年生が最も多く被害にあっている!
 学年別では1年生が最も多く、次いで2年生が多い。
 学年別・男女別では1年生男子が最も多い。
 男女別では男子が約6割を占めている。
学年別・男女別発生状況のグラフ 
(2)  月別発生状況:1年生、2年生以上ともに9月と10月が特に注意!
 1年生、2年生以上ともに9月が多い。
 次いで、1年生、2年生以上ともに10月が多い。
月別発生状況のグラフ 
(3)  時間別発生状況:登下校時間帯(7〜8時、14〜17時)に多発!
 1年生は14時台が最も多く、次いで8時台と16時台が多い。
 2年生以上は15時台が最も多く、次いで16時台が多い。
時間別発生状況のグラフ
 
(4)  事故(行動)類型別発生状況:道路横断中が多い!
 1年生、2年生以上ともに横断その他が最も多く、道路横断中での事故が多くなっている。
行動類型別のグラフ
 
(5)  違反別発生状況:小学生側の違反では「飛び出し」が多い!
 全学年では約4割に小学生の違反がある。
 低学年(1,2,3年生)は違反ありの構成率が高い。
違反別発生状況のグラフ
 違反別では、1年生、2年生以上ともに、「飛び出し」が最も多い。

違反別発生状況のグラフ
 
(6)  自宅からの距離別発生状況:自宅付近での事故が多い!
 自宅付近(500メートル以内)の通り慣れた場所での事故が多い。
 1年生は、自宅から500メートル以内(50メートル、100メートル以下を含む)で約6割が被害にあっている。
自宅からの距離別発生状況のグラフ
 
 自転車乗車中の交通事故実態(過去5か年:死者1人、傷者655人の特徴)
 
 3年生男子が、最も多く被害に遭っている。
 5月以降急増している。
 下校後の15〜17時に多発している。(65.1%)
 小学生側に違反があることも多く、「安全不確認」が最も多い。(34.1%)
 自宅から500メートル以内での事故が多い。(64.0%)
(1)  学年別・男女別発生状況:3年生が最も多く被害に遭っている!
 学年別では、3年生が最も多く、次いで2年生が多い。
 学年別・男女別では、3年生男子が最も多い。
 男女別では、男子が約7割を占める。
学年別・男女別発生状況のグラフ
 
(2)  月別発生状況:5月以降に急増!
 5月以降に急増し、10月まで多発傾向が続く。
 1年生は6、7月、2年生以上は6月が最も多い。
月別発生状況のグラフ
 
(3)  時間別発生状況:15時〜17時台に多発!
 1年生と2年生以上は、ともに15〜17時台が最も多い。
時間別発生状況のグラフ
 
(4)  事故(行動)類型別発生状況:交差点での出会い頭が最も多い!
 1年生、2年生以上ともに、出会い頭が突出して最も多い。
事故(行動)類型別発生状況のグラフ
  
(5)  違反別発生状況:小学生側の違反では「安全不確認」が多い!
 1年生、2年生以上ともに約4割に違反がある。
違反別発生状況のグラフ
 違反別では1年生、2年生以上ともに、「安全不確認」が最も多く、次いで一時不停止が多い。
(グラフは、「違反あり」に対する割合)
学年別の違反別発生状況のグラフ
 
(6)  自宅からの距離別発生状況:自宅から500メートル以内での事故が多い!
 1年生、2年生以上ともに、自宅付近(500メートル以内)の通り慣れた場所での事故が多い。
 1年生は、自宅から500メートル以内(50メートル、100メートル以下を含む。)で6割以上が被害にあっている。
自宅からの距離別発生状況のグラフ
 
 自動車同乗中の交通事故実態(過去5か年:死者4人、傷者648人の特徴)
                                   ※二輪乗車中を含む。
(1)  月別発生状況
 冬期間の12月、1月、2月が多い。
月別発生状況のグラフ
 
(2)  曜日別発生状況
 日曜日が最も多く、次いで土曜日が多くなっており、土日での発生が約5割を占めている。
曜日別発生状況のグラフ
 
(3)  シートベルト着用状況(チャイルドシートを含む)
 平成27年度における小学生のシートベルトの着用率は67.9%で、小学生以外の92.4%と比較して低い。
シートベルト着用率(年別)のグラフ
 
 
第4 子どもたちを交通事故の被害から守るために
○ 歩行中の特徴
 低学年ほど多い
 1年生は9月に多発
 登下校時間帯に多発
 自宅付近が危険
 小学生側に違反があることも多い
 道路への飛び出しに注意!
 
道警シンボルマスコット「ほくとくん」の自転車に乗るイラスト
○ 自転車乗用中の特徴
 男子の負傷が多い
 5月以降に急増
 15〜17時に多発
 自宅付近が危険
 小学生側に違反があることも多い
→ 交差点での安全確認を必ず実施!
 
 小学生の事故の特徴を踏まえ、子どもたちが交通事故に遭わないようにしましょう。
 特に、お願いしたいことは次のとおりです。
 子どもたちに交通ルール・マナーを教えましょう。
 4月の新入学期以降も繰り返し教えましょう。
 自転車は車の仲間です。信号や標識の意味を理解させてください。
 
 登下校時間は、最も危険な時間帯です。
 ドライバーは、この時間帯に通学路の近くを走行するときは、特に注意してください。
 
 子どもたちは、大人のことをよく見ています。
 まずは、大人が手本を見せましょう。
 また、どんな場所が危険か子どもたちと一緒に考えてみましょう。
 
 お父さん、お母さん、車で出掛ける時は、子どもたちにシートベルトを着用させていますか?
 車に乗るときは、全員が正しくシートベルトを着用しましょう。
 (身長が低い子供のための学童用チャイルドシートもあります。)
 
平成29年3月
北海道警察本部交通企画課