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 山菜取りによる遭難に注意 

 春先や秋になると山菜採りに出かける人が増えますが、毎年迷ったり、けがをする遭難が後を絶たず、本年4月16日には、標茶町の山中でヒグマによる人身被害が発生しています。
山菜採りによる遭難は、過去5年間で380件発生し、425人が遭難し、特に『タケノコ採り』による遭難が185件全体の約50パーセントを占めております。
 遭難の原因としては、山菜を採ることに夢中になり、山奥深くに入りすぎて迷ってしまうケースが多発しています。
 山菜を採りに山へ入る人は、充分な準備と無理をせず慎重な行動を心掛けてください。

【過去5年間の山菜採り遭難発生状況(平成24年から平成28年)】  
発生年 発生件数 遭難者数        
死亡 不明 負傷 無事
平成24年 88件 100人 10人 2人 11人 77人
平成25年 72件 79人 9人 2人 7人 61人
平成26年 66件 76人 8人 1人 5人 62人
平成27年 75件 84人 6人 3人 7人 68人
平成28年 79件 86人 7人 1人 8人 70人
 合計 380件 425人 40人 9人 38人 338人




遭難を防ぐために
慣れた山でも危険があります。
次のことを心掛けましょう。
 行き先を家族に教えましょう
 『自分だけの秘密の場所だから』では、どこへ行ったかわかりません。
 行き先、帰宅時間などを必ず家族などに知らせてから出かけましょう。
 
 単独での入山はできるだけやめましょう
 万一迷ったり、けがをしたら、一人では救助を求めることができません。
 二人以上で入り、絶えずお互いの位置を確認し合うことが大切です。
 
 服装は目立つ色にしましょう
 赤や黄色系の服装が遭難時には良く目立ち、救助隊やヘリコプターから発見されやすくなります。
 
 携帯電話、非常食、熊よけの鈴やラジオなどを携行しましょう
 遭難した場合の連絡手段として、携帯電話を持ちましょう。
 アメ玉やチョコレート、ビスケットなどは非常食になります。
 ヒグマに人の存在を知らせるため、鈴や笛など音の出る物が役立ちます。
 
 迷ったときは落ち着いて行動しましょう
 迷ったときは、むやみに歩き回らず、体力の消耗を抑え、落ち着いて捜索隊を待つなど慎重な行動が必要です。
万一の場合には、発見されやすい視界が開けた場所、野宿に適した場所を早めに探すことが大切です。
 
 過去5年間で、山菜採り中にヒグマに襲われた事故は、3件発生しており、1人の方が亡くなっています。
□ 過去5年間の山菜取り中のヒグマによる人身被害(3件) 
平成26年  4月4日、せたな町において、行者ニンニクを採っていたところヒグマに襲われ負傷
平成25年  4月16日、せたな町において、カタクリを採っていたところヒグマ襲われ死亡
 4月29日 新ひだか町において、行者ニンニクを採っていたところヒグマに襲われ負傷
 
□ 本年中のヒグマによる人身被害(1件) 
平成28年  4月16日、標茶町において行者ニンニクを採っていたところヒグマに襲われ負傷
 
 熊の出没情報に気をつけましょう。
 「熊の出没注意」の看板のある場所には入らない。
 ヒグマに人の存在を知らせる工夫をしましょう。
 ヒグマの足跡や糞を見たときには、すぐ引き返しましょう。

平成29年5月
北海道警察本部地域企画課