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足首の捻挫を予防するテーピング

 登山中の捻挫は、足の裏が内側に向く「内反捻挫」が多いと思います。
 捻挫は、足首の関節に可動域を超える力が急激に加わって起こる関節周囲の損傷です。
 その予防には下記のような方法があります。
行動の前にストレッチングをして関節の可動域を広げる
くるぶしを覆うハイカットモデルのシューズを履く
関節の可動域を制限するためにテーピングで足首を固定する
 ここでは、固定はそれほど強くありませんが、予防するには十分な効果を発揮する代表的なテーピング法をご紹介します。

<予防テーピングの巻き方>
 使用するテーピング用テープは、50ミリメトール幅の伸縮性テープ(エラステックテープ)です。
【アンカー】
 テープのスタートラインとなる基本のテープを貼る。
 アンカーは必ずしも必要ではありませんが、アンカーを行うとスタートアップの目安となり固定力が増します。
【スターアップ】
 テープを30センチ程度の長さに6本切り、片足に3本ずつ内側のすねから足底を通り、外側のすねのアンカーまで引き上げる。

 最重要!
 テーピングの効果は、時間とともに弱くなります。
 テーピングは、捻挫を起こしやすい下山の前に行うと最も効果を発揮すると思います。
 もっと手軽な方が良いという方は、足首用にカットされた簡単なテーピングも市販されています。
 詳しく確実な技術を身につけたい方は、講習会が各地で行われていますので受講されるのもおすすめです。

北海道警察山岳遭難救助アドバイザー
心臓血管センター北海道大野病院・国際山岳医 大城和恵